Gmailのおすすめの検索コマンド・演算子10選!受信トレイ/除外/添付ファイル/in:inbox

Gmailのおすすめの検索コマンド・演算子10選!受信トレイ/除外/添付ファイル/in:inbox

Gmailのおすすめの検索コマンド・演算子10選をご紹介します。Gmailの検索ボックスは文字列の検索だけではなく、検索コマンド・演算子など細かなオプションを指定することが出来ます。受信トレイのみ・除外検索・添付ファイルの有無など検索条件を指定しましょう。


目次[非表示]

  1. Gmailの検索コマンド・演算子
  2. Gmailのおすすめの検索コマンド・演算子10選
  3. まとめ

Gmailの検索コマンド・演算子

みなさんはGmailの検索コマンド・演算子を使っていますでしょうか?

Gmailではメールの検索は検索ボックスに文字列を入力することで、件名・アドレス・本文などが部分一致するようメールを検索できるので、その機能をみなさんは使っているとは思います。

実はGmailでは検索コマンド・演算子を利用することでもっと細かく検索条件を指定したりオプションをつけることが出来ます。

それによりただGmailの検索ボックスに文字列を入れるよりも細かな指定により痒いところに手が届くような検索が可能になります。

例えば

  • 日付を指定した検索
  • 送信者を絞り込んだ検索
  • 添付ファイルがついたメールの絞り込み
  • 特定のワードを除外
などなど本当に細かい条件が指定でき、この条件を利用してのフィルタの作成なども行えます。Gmailのフィルタの作成方法については下記の記事を参考にしてみて下さい。

Gmailのフィルタの作成方法を解説!複数条件/OR・from演算子/ラベル

Gmailのフィルタの作成方法を解説します。Gmailでのフィルタの作成とOR・fromなど演算子を使った条件指定の仕方、複数条件の指定方法などを紹介します。Gmailのフィルタを使ってメールの振り分けや優先順位決めを効率的に行いましょう。

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今回の記事ではGmailのおすすめの検索コマンド・演算子10選をご紹介していきます。

Gmailのおすすめの検索コマンド・演算子10選

それでは順番にGmailのおすすめの検索コマンド・演算子をご紹介していきます。

件名を指定して検索

Gmailの検索で「subject:件名」で検索

検索条件で「subject:件名」を入力することで指定したワードを件名に含むメールを検索出来ます。

本文を含まない検索条件なので、件名に含まれているワードを具体的に覚えている場合に利用しましょう。

受信トレイにあるメールを検索

Gmailで文字列を検索ボックスで入れた場合は、例えば下書きしたメールなど受信メール以外のメールも検索結果に表示されます。

Gmailで検索で「in:inbox」を指定
受信トイレに入っているメールのみを検索したい場合は「in:inbox」を指定しましょう。

ちなみにあまり利用しないかもしれませんが、ゴミ箱や迷惑メールフォルダのみの検索も出来ます。

  • in:spam 迷惑メール
  • in:draft 下書き
  • in:trash ゴミ箱内

時間での検索

メールの送受信の時間でメールを検索することが出来ます。探しているメールが「○○月の▼▼日よりは前or後に送ったんだよなー」というような日付だけ何となく覚えている時に有効な方法です。

Gmailの検索ボックスで「before」で検索
「before:日付」とすることで、指定した日付よりも前の日に送受信したメールが検索されます。
Gmailの検索ボックスで「before/after」を使って検索
もちろんbeforeとは反対にafterを使った場合は指定した日付以降のメールを検索します。両方を組み合わせて「日付Aと日付Bの間の期間」というような指定も可能です。

メールを探す時にぼんやりと期間だけ覚えている方は多いのでおすすめの方法で、ぜひ他の検索条件を組み合わせて利用するとより効果的です。

送信者/受信者/cc/bccから検索

メールの送信者や受信者、ccなどメールの送受信の関係者を検索条件に指定する方法があります。

Gmailの検索ボックスで「from」を指定した検索
「from:アドレスor送信者」のような指定の仕方で送信者を指定したメールの検索が出来ます。

察しがつくかもしれませんが、to/cc/bccの場合は

  • to:アドレスor受信者名
  • cc:アドレスor受信者名
  • bcc:アドレスor受信者名
というような形となります。

またGmailの受信者/送信者の名前については下記の記事をあわせて参考にしてみて下さい。

gmailの送信者名(Fromの表示名)を名前表示に変更する方法!相手に表示される名前を自由に変更

gmailの送信者名(Fromの表示名)を名前表示に変更する方法を解説していきます。gmailで差出人に表示される名前はデフォルトではGoogleアカウント名とメールアドレスです。この表示名を自由に変更して、より円滑にコミュニケーションを進めましょう。

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除外を指定する「-」

Googleでの検索と同じく「-」を利用することで、続く文字列や条件などを「除外する」という条件を指定出来ます。

Gmailの検索ボックスで除外を利用
Gmailの検索ボックスにワードを入れると、指定したワードが含まれているメールを検索しますが、除外を表す「-」を頭につけると、指定したワードを含まないメールが検索されます。

添付ファイルの有無

Gmailの検索ボックスに「has:attachment」を入力
Gmailの検索条件で添付ファイルを含むメールのみを検索する場合は「has:attachment」をつけましょう。
Gmailの検索ボックスに「-has:attachment」を入力
またあまりないケースかもしれませんが、添付ファイルがないメールを探す場合は除外を示す「-」をつけて「-has:attachment」とすれば検索出来ます。

未読/既読で検索

すでに見た既読のメールや、まだ見ていない未読も検索条件に指定することが出来ます。

Gmailの検索ボックスで「is:unread」で検索
Gmailの検索ボックスに「is:unread」を入れると未読のメールを検索することが出来ます。
Gmailの検索ボックスで「is:read」で検索
一方で「is:read」を指定すると既読のメールとなります。

未読・既読の検索条件は単体で使う事はあまりないかもしれません。「友達のメールアドレスからのメールで既読のものを」「このメルマガで未読のもの」のような他の条件を組み合わせで使うケースが多いです。

gmailで未読のメールのみ表示する方法!

gmailで未読のメールのみ表示する方法をご紹介していきます。gmailは便利なサービスですが、色々なメールを受信していると「未読」「既読」のメールが混在して処理しづらくなります。未読のみのメールを表示させて一括で処理していきましょう!

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OR

検索演算子の「OR」を覚えておくと非常に役立ちます。ORは複数条件を"どちらかにあてはまる場合"、という条件を作り出すことが出来ます。

Gmailの検索ボックスで「OR」の検索演算子を利用

例えば「subject:A OR subject:B」として、検索演算子のORを利用すると「件名にAを含むかBを含む」という検索条件を作ることが出来ます。

一つの検索条件ではなく、複数の検索条件のメールを一覧で見たい時などにOR演算子を利用しましょう。

Googleドライブ/ドキュメント/スプレットシートのファイルが含まれる

添付ファイルの有無と似ていますが、Googleドライブ・ドキュメント・スプレットシートなどGoogleのサービス系のファイルが含まれているメールのみを検索が出来ます。

Googleの検索ボックスで「has:drive」を指定
Googleドライブのファイルが含まれているメールは「has:drive」を指定すれば検索出来ます。

  • Googleドキュメント has:drive
  • スプレットシート has:spreadsheet
などGoogleのよく使うサービスのファイルが含まれているメールのみを検索出来ます。

重要マーク

自分が付けた・またはGoogleで自動で付けた重要マークがついたメールのみを検索出来ます。

Googleの検索ボックスに「is:important」を指定
重要マークがついたメールのみを検索するには「is:important」を指定します。

Gmailの重要マークについては詳細は下記の記事を参考にしてみて下さい。

Gmailの重要マークを外す・解除する方法を解説!勝手に重要マークが付くの何で?

Gmailの重要マークを外す・解除する方法を解説いたします。Gmailで重要マークはGmail側で判断して勝手に付けられるラベルです。もしも自分の「重要」と考える基準と違う場合には重要マークを外す・解除するのも有効です。ぜひ試してみましょう。

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他にもワイルドカードなど検索条件でお馴染みの演算子がありますが、ワードの末尾でしか使えなかったり一致する検索キーワード100個以上だと、失敗したりする制約があるので、使いづらいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Gmailのおすすめのメール検索コマンド・演算子についてまとめました。

Gmailのメール数が多くなって、メールの検索をより細かに指定する必要となったときに、今回ご紹介した内容を知っておくと便利です。

ぜひGmailの検索コマンド・演算子を把握しておきましょう。


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