Windows10で管理者なのに管理者権限がないと表示される問題
Windows10のパソコンを使っていて、プログラムのインストール時に「管理者の権限が必要です」と表示されてインストールできないケースや、ファイルを操作する時にまで表示されてファイルが削除できないなど、各種操作が実行できないといったケースが起きることがあります。
ここで問題なのが、この現象が自分が管理者（アドミニストレータ）であっても発生することです。要するに管理者なのに管理者権限がない状態となります。
例えば、自分だけしか使わないパソコンであれば当然自分が管理者になるため、管理者の権限が必要などと表示されるのはおかしいですよね。
今回の記事では、自分が管理者（アドミニストレータ）なのに「管理者の権限が必要です」と表示される問題の解決方法をご紹介します。
Windows10で管理者なのに管理者権限がないと表示される問題の対処法
それでは、Windows10で管理者なのに管理者権限がないと表示される場合の対処法についてご紹介します。
管理者権限の付与
Windows10 Proでは管理ツールからログイン中のユーザーの管理者情報を確認したり管理者権限を付与することができるのですが、Homeエディションでは管理ツールでログイン中のユーザーが表示されないので、コントロールパネルから設定を行う必要があります。
ですが、なぜか管理者が解除されていたり、標準アカウント扱いになっていることがあります。この場合は「管理者」のラジオボタンをクリックしてから「アカウントの種類の変更」ボタンをクリックすることでユーザーアカウントの標準アカウント扱いを解除して管理者権限を付与することができます。
管理者権限でプログラムを実行する
プログラムが実行できない・インストールできない・削除できないといった症状が発生する場合は、管理者権限で実行するようにすることで解決することができます。
プロパティでチェックボックスが表示されないなどの理由で有効にすることができず、上記の操作が行えなかった場合は、スタートメニューを開き「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダ内の「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックしましょう。
