コマンドプロンプトが一瞬表示され消える問題
Windowsのパソコンを使用していたら、コマンドプロンプトが一瞬表示されて消える現象に遭遇したことはありませんか?自分でコマンドプロンプトを起動していないのに勝手にコマンドプロンプトが起動しては消えるといった現象が起きたら不安ですよね。この記事では、コマンドプロンプトが一瞬表示され消える場合の対処法をご紹介していきます。コマンドプロンプトが一瞬表示され消える場合の対処法
バッチファイルの実行時にコマンドプロンプトが一瞬表示されて消える場合
インターネット上から入手したバッチファイルや自分で作成したバッチファイルの実行時にコマンドプロンプトが一瞬起動してすぐに閉じる場合ですが、これは正しい動作なのでご安心ください。もしこのバッチファイルの実行時にコマンドプロンプトを閉じないようにしたいという場合は、バッチファイルをテキストエディタで開いて最後の処理に「pause」コマンドを追加すればOKです。何かのキーを押さないと処理が続行されないようになるため、コマンドプロンプトが表示されたままになりますよ。
Windows Updateを行う
Microsoft関連のアプリケーションが原因でコマンドプロンプトが一瞬開くこともあります。この場合はバックグラウンドで更新作業を行おうとしてコマンドプロンプトが開く・アプリケーションのインストールエラーが原因で勝手にコマンドプロンプトが開くものの何も起きないといった症状が発生してしまいます。
この場合は、Windows Updateを行いMicrosoft関連のアプリケーションを最新の状態にしておきましょう。まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「Windowsの設定」ウィンドウが表示されるので、「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。
設定画面が開きます。「Windows Update」の「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックするとWindows Updateのチェックが行われ、アップデートファイルがある場合はそのまま更新が行われますよ。更新が完了したらパソコンを再起動して、勝手にコマンドプロンプトが開かなくなっていれば有効です。イベントビューアーから原因を特定する方法
Microsoft関連のアプリケーション以外にも、コマンドプロンプトを勝手に開くアプリケーションというのが存在しています。このケースの場合はどのアプリケーションがコマンドプロンプトを開いているのか確認するために、イベントビューアーを使用しましょう。
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windows管理ツール」フォルダを展開して「イベントビューアー」をクリックしましょう。または、「Windowsキー+Rキー」の同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「compmgmt.msc」と入力してEnterキーでもOKです。
これでイベントビューアーが開くので、左ペインのフォルダツリーの「Windowsログ」→「Application」からイベントログの一覧を開きます。コマンドプロンプトが表示された時間帯を確認することで、どのアプリケーションがコマンドプロンプトを開いたのかを特定することができますよ。原因のアプリケーションを特定したら、アップデートや再インストールを行い正常な状態に戻してみましょう。もし怪しいアプリケーションが原因だった場合は、アンインストールを行い安全を確保しましょう。