WinX DVD Ripper Platinum
Digiarty Software製のリッピングソフトである「WinX DVD Ripper Platinum 」をご存知でしょうか?シンプルなUIで、誰でも簡単にリッピングを行うことができますよ。
DVDを動画ファイルに変換することができるのがリッピングソフトですが、リッピングソフトは海外製のものが多く、操作が分かりづらいことがほとんどです。ですがWinX DVD Ripper Platinumは日本語に対応しており、操作で困ることはありませんよ。
WinX DVD Ripper Platinumは下記リンク先の公式ページからダウンロードすることができます。「製品版を無料体験」ボタンをクリックすることでインストーラーをダウンロードしてみましょう。
WinX DVD Ripper Platinumの使い方
それでは、WinX DVD Ripper Platinumの使い方について説明していきます。
インストール
ダウンロードした「winx-dvd-ripper-pt.exe」を起動すると、セットアップウィザード起動の前に「セットアップに使用する言語の選択」が表示されます。言語が「日本語」になっていることを確認して「OK」をクリックして進めましょう。
セットアップウィザードが起動します。「次へ」をクリックしましょう。
使用許諾書の同意を求められるので、使用許諾書の下に表示されている「同意する」をクリックしてから「次へ」をクリックして進みましょう。
インストール先の指定で、デフォルト以外の場所に設定したい場合は「参照」からインストールフォルダを指定します。デフォルトのまま・もしくはフォルダ指定が完了したら「次へ」をクリックしましょう。
プログラムグループの指定も同様に、デフォルト以外の場所を選択する場合は「参照」から指定しましょう。「次へ」をクリックして進めます。
追加タスクの選択では、「デスクトップ上にアイコンを作成する」「クイック起動アイコンを作成する」の2つが選択できます。作成したいアイコンのチェックボックスをオンにして「次へ」をクリックしましょう。
インストール準備完了画面が表示されるので、設定に問題がなければ「インストール」をクリックすることでインストールが始まります。
インストールが完了したら「セットアップウィザードの完了」が表示されます。「WinX DVD Ripper Platinumを実行する」のチェックボックスをオンにして「完了」をクリックしましょう。セットアップウィザードが閉じてからWinX DVD Ripper Platinumが起動します。
試用版なので、製品の購入リンクとライセンスコード入力画面が表示されます。。ライセンス登録を行う場合は「すぐ購入」ボタンをクリックして購入を、試用版をそのまま使う場合は「後で私に通知する」ボタンをクリックして進みましょう。
※試用版ではリッピングに5分間の使用制限がかかっています。
これでメインウィンドウが表示されます。
DVDをリッピングする
それでは、WinX DVD Ripper Platinumを使ってDVDをリッピングしてみましょう。
光学ドライブにDVDを挿入したら、ウィンドウ上部の「DVDディスク」をクリックしましょう。もしリッピングしたいDVDをイメージ化しているのであれば、「ISOイメージ」から開くことができます。
「元のDVDディスクを選択」欄で光学ドライブを指定したら、「OK」をクリックしましょう。
出力プロファイルの選択画面が表示されます。用意されているプリセットは大まかに分けて「通常の動画ファイル」「DVDバックアッププロフィール」「デバイスプロファイル」「Webビデオプロフィール」「一般的なビデオ/音楽プロフィール」の5つです。
通常の動画ファイル:MP4やAVIなど、一般的な動画形式のプロファイルが用意されています。
DVDバックアップ:DVDをコピーしたりISO化したい場合はこちらを選択します。メインタイトルコンテンツコピー・フルタイトルコピー・ISOイメージへのクローン・フォルダにクローンが行えます。
デバイスプロファイル:各種デバイス(スマートフォン・タブレット)に対応した動画のプロファイルが用意されています。
Webビデオプロフィール:Youtubeなどの動画サイトに対応した動画のプロファイルが用意されています。
一般的なビデオ/音楽プロフィール:Windows/MacPC用の動画プロファイルや、音楽ファイル変換用のプロファイルが用意されています。
左側メニューのプリセットを選択したら、右側に動画ファイルの形式一覧が表示されます。出力したいファイル形式を選択したら、右側に表示されているスライダーで画質を選択しましょう。左側にスライドすると低品質・右側にスライドすると高品質に設定できます。設定が完了したら「OK」をクリックしましょう。
メインウィンドウに、DVDのタイトル一覧が表示されます。タイトルの左側に表示されているチェックボックスをオンにすることで、リッピングするタイトルを選択することができます。また、リッピングの詳細設定を行いたい場合はリスト右上の設定ボタンをクリックしましょう。
出力プロファイルやビデオオプション・オーディオオプションが設定できます。ビデオオプションではコーデックやフレームレート・ビットレート・解像度やアスペクト比の変更、オーディオオプションではコーデック・サンプルレート・チャンネル・ビットレートの設定が行えますよ。
リスト右側の「編集」をクリックすることで、タイトルの編集ウィンドウが表示されます。オーディオのボリューム調整や、字幕の合成・クロッピング・トリミングを行うことができます。
取り込むタイトルの設定や編集が完了したら、ウィンドウ下部の「保存先」から動画を保存するフォルダを指定しましょう。デフォルトでは「C:\Users\<ユーザー名>\Videos\WinXVideos\」に設定されています。
ウィンドウ右側には、プレビュー画面とハードウェアアクセラレーションメニューが用意されています。「ハードウェア加速」のチェックボックスをオンにすることでグラフィックボードを使用してエンコードを行います。また、「高品質のエンジンを使用」で高品質の変換・「インターレース解除」で動画に入る横線を解除することができます。
設定が完了したら、「RUN」ボタンをクリックしましょう。リッピングが開始されます。
リッピング中は経過表示ウィンドウが表示されます。「stop」ボタンからリッピングの一時停止が行え、「変換動作が終了したときPCをシャットダウンします」「変換動作が終了したとき出力フォルダを開きます」のチェックボックスをオンにすることで変換終了後に対応した動作を行うようになります。
リッピングが完了すると「すべての動作が完了しました」と表示されます。OKボタンを押してメインウィンドウに戻ったら、リッピングされたファイルを確認してみましょう。
WinX DVD Ripper Platinumの危険性は?
「リッピングソフトは胡散臭いものが多いけど、WinX DVD Ripper Platinumは大丈夫なの?」と思うユーザーもいらっしゃるかと思います。WinX DVD Ripper Platinumをアンチウイルスソフトでスキャンしましたが、マルウェアなどは検知されなかったので安心して使うことができますよ。
パソコンに不慣れなユーザーでも一目でリッピングが行えるシンプルなユーザーインターフェースで、好評のようです。
WinX DVD Ripper Platinumのレビュー
今回ご紹介した「WinX DVD Ripper Platinum」のメリット・デメリットをまとめていきます。
メリット
DVDのリッピングソフトは操作が分かりづらいものが多いのですが、WinX DVD Ripper PlatinumはDVDを読み込む→プロファイルを選択する→リッピングを開始するといった簡単なステップでリッピングを行うことができます。
パソコン初心者にも簡単に扱えるリッピングソフトでありながら、多くのファイル形式にも対応しているので好きなファイル形式で保存できるのが嬉しいところですね。
デメリット
WinX DVD Ripper Platinumは日本製のコピーガードに対応しており、コピーガードを解除してのリッピングが可能です。しかし、日本では2012年の著作権法改正により、コピーガードを解除すること自体が違法となっています。
日本国内でWinX DVD Ripper Platinumを使う場合、この強みがデメリットとなってしまっています。日本でリッピングを行う場合は、コピーガードを解除してしまわないように注意しましょう。
まとめ
WinX DVD Ripper Platinumレビュー!使い方や危険性は?いかがでしたでしょうか。
手持ちのDVDを動画ファイルにしたい時に使うのがリッピングソフトですが、簡単に操作できるリッピングソフトはなかなかありません。ですが、WinX DVD Ripper Platinumは簡単に操作できるシンプルなインターフェースで、多くのファイル形式への変換に対応しています。リッピングをこのソフト1つで済ませることができるほどのパフォーマンスがありますよ。ぜひダウンロードして使ってみてくださいね。