イベントログとは?イベントログの見方を紹介!

イベントログとは?イベントログの見方を紹介!

パソコンやスマートフォンなどの電子機器でとても重要なイベントログ。イベントログとは一体何のことか知っていますか?今回はイベントログとはどういったものを指すのか、そしてWindowsのイベントログを見るにはどうしたらいいのか紹介していきます。


目次[非表示]

  1. イベントログとは?
  2. Windowsのイベントログの見方

イベントログとは?

イベントログとは、パソコンやスマートフォンなどの端末が記録する履歴情報です。

履歴情報には、いつ何をしたのか、処理は成功したのか、どこに何をしたのかといったあらゆる要素が記録されており、いざという時に役立つものとなっています。

システムを直接触らないか方やエンジニアをやっている人でもない限り直接イベントログを確認することはありませんが、イベントログがあることで問題解決の糸口になるなど、たくさんメリットがあります。

イベントログがないと何が原因でトラブルが起きたのか特定できませんので、イベントログのあるなしでは大きく異なります。例えば商品が届かないから問い合わせたけど、購入履歴(イベントログ)がないので再発送してもらえない、なんてことも起きるでしょう。

こういったこともあるため、イベントログはいざという時に重宝するものとなっています。

ちなみに、「イベント」が何らかの動作・処理、「ログ」が記録、この2つのワードをあわせてイベントログと呼ぶようになっています。

Windowsのイベントログの見方

Windowsでももちろんイベントログが作成されています。イベントログの保存場所や見方を解説します。

イベントログの保存場所

イベントログファイルが保存されているフォルダはエクスプローラで確認することができます。

「C:WindowsSystem32winevtLogs」にアクセスする
エクスプローラーで直接ファイルの存在を確認したい場合は「C:WindowsSystem32winevtLogs」にアクセスするようにしましょう。

テキストエディタで開くことはできない

Windowsのイベントログファイルをテキストエディタで開いた画面
Windowsのイベントログファイルはバイナリファイル(そのままだと人間は読めないファイル)であるため、テキストエディタで開いても何が書いてあるのか全く分かりません。

そのため、Windowsのイベントログを確認するには別途専用のビューアソフトが必要になります。

イベントログの見方

Windowsのイベントログですが、標準で搭載されているイベントビューアを使うことで閲覧することができます。

スタートメニューの[Windows 管理ツール -> イベントビューアー]でイベントビューアを起動
イベントビューアはスタートメニューの[Windows 管理ツール -> イベントビューアー]で起動できます。

なぜかタスクバー検索ボックスからでは見つけられないので注意してください。

フォルダツリーとイベントログの閲覧画面
起動すると左側にフォルダツリーが表示され、いろんなイベントログを閲覧できます。

起動直後は大量のログファイルを読み込む関係で少し画面が固まるかもしれませんが、すぐに動かせるようになります。

フォルダツリーからログの種類を選択し一覧表示されるログを選択する
詳しいログの内容を確認したい場合は、フォルダツリーからログの種類を選択した後、中央に一覧表示されるログを選択します。
記録されたイベントの詳細の表示画面
すると、下に記録されたイベントの詳細が表示されます。ログの種類によってどういうものが記録されているのか異なるので、興味がある方はいろんなログを見ると良いでしょう。

イベントビューアの画面が小さい場合はウィンドウの縁をドラッグして大きくすると良いでしょう。

 

そのほか、詳しい使い方などについては別の記事で触れていますので、たくさんのログから条件を絞り込んでフィルタリングするなど、応用テクニックならも知りたい方はそちらを参考にしてください。

Windows10のイベントビューアの使い方をご紹介!【起動/見方】

Windows10のイベントビューアにはシステムログなどの情報が記録されており、エラーが起きた時の原因を探るのに使ったり、プログラムの動作情報を知ることができます。この記事では、Windows10のイベントビューアの使い方をご紹介しています。

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