google-proxyとは?google-proxyについて調べました

google-proxyとは?google-proxyについて調べました

自身で運営しているサイトのアナリティクスを確認していると、全然見覚えのない「google-proxy」から始まるアクセス元が記録されていることがあります。これは一体何なのでしょうか?今回はgoogle-proxyについて詳しく解説していきます。


目次[非表示]

  1. google-proxyからアクセスがあった
  2. google-proxyとは?

google-proxyからアクセスがあった

サイトのアクセス解析をしていると、全然見覚えのない参照元「google-proxy-*.*.*.*.google.com(*は数字)」からのアクセスが大量に入っていることがあります。

これはGoogleアナリティクスだと見つけることはできませんが、Googleアナリティクス以外のアクセス解析ツール(Slimstatなど)を使っていた場合、uaが「google-proxy-*.*.*.*.google.com(*は接続元IPアドレスの数字)」になっているアクセスが見つかります。

これは一体何なのでしょうか?GoogleBotと同じようなクローラなのでしょうか?

google-proxyとは?

google-proxyによるアクセスは一見するとGoogleBotのように自動で巡回しているクローラーと思ってしまいがちですが、実はそうではありません。

google-proxyは実際にサイトに訪れたユーザーによるアクセスで付与されるUA(ユーザーエージェント)です。

正式なUA名はこの記事の前半でも紹介したようにとても長いので「google-proxy」と省略しますが、モバイル版Google Chromeを利用した際に使用されるUA名です。

「google-proxy-...」のUA
データセーバー機能を使用した場合、一度Googleのプロキシサーバーを経由するため「google-proxy-...」のUAを持ったアクセスが発生するのです。

これは、データセーバー機能を有効化しているモバイル版Google Chromeでのみ有効なUAであるため、たまたまデータセーバー設定をしていない端末からのアクセスしかなかった場合は「google-proxy」からのアクセスは発生しません。

UA名がgoogle-proxyのものはアクセス元地域が日本以外になっていますが、ウイルスやBOTでもなく、正規にアクセスされたデータですので、アクセス解析する際は除外しないようにしましょう。


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