ミラーサイトってなに?SEOに不利になる?

ミラーサイトってなに?SEOに不利になる?

インターネット上に存在するWebサイトのうち、ミラーサイトと呼ばれるものをご存知でしょうか?ミラーサイトは、使い方次第で便利なものにも迷惑なものにもなります。この記事では、ミラーサイトってどういったものか、SEOに不利になるかどうかについてご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ミラーサイトとは?
  2. ミラーサイトをつくる理由とは?
  3. ミラーサイトの問題点と対処法

ミラーサイトとは?

皆様は、ミラーサイトというものをご存知でしょうか?ミラーサイト(コピーサイト)とは、既存のWebページと同じ内容・または同じ内容が含まれている、複製されたWebサイトのことです。ミラーという単語は日本語だと「鏡」ですが、Webサイトがまるで鏡合わせのように同じという意味でミラーという単語が使われているわけですね。

作り方は簡単で、既存サイトを丸ごとコピーしてしまうだけです。また、多少細部を変更して類似サイトにすることもあります。

ミラーサイトをつくる理由とは?

過去には、SEO対策としてミラーサイトが用いられてた時代がありました。昔は検索エンジンの精度が低かったので、同じ内容のWebサイトであっても検索の上位に表示されることがったのです。そのためミラーサイトが効果的で、ミラーサイトが非常に多く作られていました。

現在ではGoogle検索で「パンダアップデート」と呼ばれる、クオリティの高いWebサイトを検索の上位に表示、クオリティの低いWebサイトを検索の下位に表示させるように評価基準が変わりました。そのため、ミラーサイトを使ったSEO対策は現在では逆効果になってしまい、ミラーサイトを作るとその時点でマイナス評価となってしまいますので注意しましょう。

 

他にミラーサイトを作る理由としては、サーバーアクセスの分散が挙げられます。アクセスが集中しやすい情報を記載しているWebサイトのミラーサイトを作成しておくことで、非常事態が起きたときにアクセスが集中してWebサイトが閲覧できないといった状況にならないよう防ぐことができます。

ミラーサイトの問題点と対処法

ミラーサイトの問題点ですが、前述の通り現在ではSEO対策になるどころかマイナス評価になってしまう点です。そのため、不必要にミラーサイトを作成するとアクセスの低下を招きます。

また、自分でミラーサイトを作成していなくても他人が勝手にミラーサイトを作成して利用するといったケースがあります。内容を丸ごとコピーしていることがほとんどなので、ミラーサイトのほうが検索上位になってしまったら自分のサイトが検索下位に表示されるようになってしまいます。そのため、もしアクセスが減ったという場合は自分のWebサイトのタイトルやWebサイト内の文章で検索してみることをおすすめします。もしミラーサイトが作られていた場合、Googleの著作権侵害の報告ページより報告を行いましょう。下記リンク先から著作権侵害の報告が行えます。

Google Search Console
自分の姓名・著作権所有者・メールアドレス・国/地域を入力
まずは自分の姓名・著作権所有者・メールアドレス・国/地域を入力します。「申立は、予定されているライブイベントの不正なストリーミングに関連していますか?」項目は、特に問題がなければ「いいえ」でいいでしょう。
著作権の情報を詳しく記述
「著作権対象物を特定する情報とその著作物の説明」・「当該著作物が許可を受けて掲載されている場所」・「権利を侵害している著作物の場所」に、それぞれの情報を詳しく記述しましょう。
「宣誓供述書」を確認し。署名日と署名を入力→「送信」をクリック
最後に「宣誓供述書」を確認して3つのチェックボックスをオンにし、署名日と署名を入力したら「私はロボットではありません」のチェックボックスをクリックします。チェックが付いたら「送信」をクリックして申し立てを完了させましょう。

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