ハードウェアアクセラレーションとは?
フリーソフト・VLCメディアプレイヤーには、「ハードウェアアクセラレーション」機能が搭載されています。
ハードウェアアクセラレーション機能とは、通常パソコンのCPUで動作するアプリケーションを他のハードウェアによって支援して実行速度を加速させることのできる技術のことを指します。VLCメディアプレイヤーの場合、動画を再生する際にGPU(グラフィックの描画処理を行うプロセッサ)に処理を任せることで、動画のエンコードとデコードを素早く行うことができます。
グラフィックボードを搭載しているパソコンでハードウェアアクセラレーションを有効にすることで、動画を滑らかに再生することができるようになります。しかしグラフィックボードを搭載していないオンボード環境の場合は動作が重くなる原因となってしまうため、無効化したほうがいいケースもあります。この記事では、VLCのハードウェアアクセラレーションの有効・無効の切り替え方法をご紹介しています。
VLCのハードウェアアクセラレーションの有効・無効の切り替え方法
それでは、VLCのハードウェアアクセラレーションの有効・無効の切り替え方法を説明します。
デフォルトでは「自動」に設定されていますが、「Direct3D11ビデオアクセラレーション」もしくは「DirectXビデオアクセラレーション(DXVA)2.0」を選択することでハードウェアアクセラレーションを使用することができます。「無効」を選択することで、ハードウェアアクセラレーションを無効化することができます。選択が完了したら、ウィンドウ下部の「保存」をクリックして設定を保存しましょう。