拡張子「.dat」のファイルとは？
パソコンで、拡張子が「.dat」のファイルを目にしたことはありませんか？.datとは、「data（データ）」のことで、プログラムファイルではなくデータファイルであることを表しています。拡張子が.datなのは、dataの略語であるdatから来ています。
基本的に、各種プログラム・アプリケーションの開発者が独自に考案するファイル形式に使われることの多い拡張子です。Windows内のアプリケーションのフォルダなどを覗いてみると、拡張子が.datのファイルを目にすることができるでしょう。.datは一般的に使用される拡張子ではなく、上記のようにプログラム・アプリケーションで使用するためのデータがまとまっているファイルとなります。Aというアプリケーションフォルダ内にある.datはAのためにある.datファイル、Bというアプリケーションフォルダの中にある.datなら、Bのためにそのデータが用意されているわけです。
拡張子「.dat」のファイルの作り方
拡張子「.dat」のファイルの作り方ですが、プログラム・アプリケーションに読み込ませるデータファイルなのでコード入力でプログラミングを行うことになります。
そのため、.datファイルを作成するにはプログラミングの知識を求められることになります。プログラミングに通じていない一般のユーザーが、.datファイルを作成することは難しいでしょう。
例外としては、Microsoft Officeのメールソフトである「Outlook」にて、メール作成時に本文をリッチテキスト形式で入力したメール・もしくはWordなどのファイルを添付したメールを送信した際に、対応していないメールソフトが該当のメールを受信した際に「winmail.dat」という.datファイルに変換されてしまうことがあります。
拡張子「.dat」のファイルの開き方
拡張子「.dat」のファイルの開き方ですが、プログラム・アプリケーションに同梱されている.datファイルは同じフォルダのプログラム・アプリケーションを起動することで読み込まれます。つまり、.datを開くというのはアプリケーションを起動して使用することとイコールと考えてもいいでしょう。
上記『拡張子「.dat」のファイルの作り方』にて説明した、例外ケースとなるメールソフト・Outlookで作成されたwinmail.datファイルの開き方ですが、受信したwinmail.datが添付されているメールをそのままYahoo!メール・もしくはGmailに転送しましょう。転送先のメールサービスにて、winmail.datに変換されたファイルが元通りになりますよ。ただし、文字化けを起こしてしまうこともあるので注意しましょう。