USBメモリと外付けHDDの違いは?どちらがいいのか?

USBメモリと外付けHDDの違いは?どちらがいいのか?

パソコンの保存メディアとしてメジャーなものにUSBメモリと外付けHDDがありますが、これらの機器の違いや用途ごとにどちらを使えばいいのかご存知でしょうか?この記事では、USBメモリと外付けHDDの違いは何か、またシーンに応じてどちらがいいのかご紹介しています。


目次[非表示]

  1. USBメモリと外付けHDDの違い
  2. USBメモリと外付けHDDはどちらがいいのか?

USBメモリと外付けHDDの違い

パソコンのファイルを持ち歩いたりバックアップするのに、USBメモリ外付けHDDのどちらがいいのか迷ったことはありませんか?そこで、USBメモリと外付けHDDについて説明します。

USBメモリとは?

USBメモリとは、記録媒体がフラッシュメモリでUSB接続を行うタイプの補助記憶装置です。サイズとしてはお菓子の板ガムくらいのサイズで軽く、持ち運びに適しています。

保存できる容量は数GB程度から256GB・512GBぐらいまでがメジャーで、価格も容量に応じて数百円~数千円で購入することができます。2021年現在では1TB超えのUSBメモリもありますが、価格は約2万円前後と割高になっています。

USBメモリのメリットとしては、小型・軽い・衝撃に強いため持ち運びやすい点です。デメリットは、書き換え回数が定められている…つまり明確な寿命が存在する点です。何度もファイルの保存を行っていると、使用不能になってしまう可能性があるということに注意しましょう。

外付けHDDとは?

外付けHDDとは、パソコンのストレージであるハードディスクドライブを文字通り外付けで使用することのできるものです。ACアダプタで給電を行う一般的なタイプのものと、補助電源なしで動作するポータブルタイプの2通りの製品があります。

2021年現在、外付けHDDの容量は1TBから20TB以上の製品もあるなど利用者のニーズに合わせた容量のものが選択しやすくなっています。4TB以下の容量のものであれば1万円ほどで買うことができるので、容量面だけで考えればUSBメモリよりもコストパフォーマンスが優れています。ただし、容量が大きいモデルほど価格も高くなる点は変わらずなので注意しましょう。

HDDのメリットは、その容量の大きさです。容量が大きいので動画などのファイルサイズが大きいデータを大量に保存することが可能です。また、明確な寿命がないので突然データがすべて消えるといったケースに遭遇しにくいです。デメリットは、普通のハードディスクと同様に衝撃や磁気に弱い点・重さが挙げられます。

USBメモリと外付けHDDはどちらがいいのか?

USBメモリと外付けHDDについて説明しましたが、基本的にUSBメモリは本体の軽さ・持ち運びの安全性が、外付けHDDは容量面で優れています。

ファイルをいろんな機器に接続したり常に持ち歩きたいという場合は、その軽さと安全性からUSBメモリをおすすめします。USBで接続できる機器は多いので、写真データをカメラ屋で印刷してもらったり、AのパソコンからBのパソコンへデータを運び、Bのパソコンからまた別のパソコンへ…というケースにも便利です。

自分の家や職場など限られた場所でしかデータを使用しない・パソコンの中のデータをバックアップしたいという場合には、外付けHDDが便利です。外付けHDDなら大容量なので、テレビの録画データを保存しておくのに用いたりパソコンの引越し時にも役に立ちますよ。


関連記事