拡張子「.cr2」のファイルとは?
Canon(キャノン)製のデジタルカメラで写真を撮影してパソコンにファイルを取り込むと、「.cr2」という拡張子のファイルが保存されますよね。これはCanonの特有のファイル形式で、「RAW」での撮影・もしくは「RAW+JPEG」で撮影を行ったファイルとなります。
「RAW」とは何かといいますと、「生」という意味です。何故生なのか気になる方も少なくないと思いますので説明します。メジャーな画像ファイルの「JPEG」は、撮影した画像を圧縮した結果このファイルになるわけです。RAWファイルは圧縮を行っていない、まさに「生」の状態のデータなので、写真に拘る場合は嬉しいですね。
ただ、この.cr2ファイルの取り扱いについて困っている方もいらっしゃるかと思います。この記事では、拡張子「.cr2」のファイルをパソコンで表示する方法をご紹介していきます。
拡張子「.cr2」のファイルを表示する方法
画像ビューアーから確認する
Windows10の「フォト」アプリではデフォルトで.cr2のファイルの表示に対応しているので、フォトアプリを使用することで.cr2ファイルを表示させることができますよ。
カメラ内でRAW現像を行いJPEG形式のファイルに変換して表示する方法
Canon製のデジタルカメラには、RAW画像をデジタルカメラ内でJPEGファイルへと変換することのできる「RAW現像」機能が搭載されているものもあります。RAW現像を行うにはカメラの電源をオンにして起動してからメニューボタンを押してメニューを開き、画像編集項目の「RAW現像」を選択します。画像を選択したら「SET」ボタンを押してしばらく待つと現像処理の項目が表示されるので、「保存」を選択してから「SET」ボタンを押します。「新規保存します」と表示されるので「OK」を押せばJPEG形式の画像として保存され、パソコンのフォトアプリなどで表示できるようになりますよ。
オンラインサービスを利用して.cr2のファイルをJPEG形式のファイルに変換する方法
オンラインメディアコンバーターの「Convertio」を利用することで、.cr2ファイルをJPEG形式のファイルへと変換することができますよ。