マインドマップ無料ソフト「FreeMind」の導入方法と使い方を紹介!

マインドマップ無料ソフト「FreeMind」の導入方法と使い方を紹介!

FreeMindというマインドマップを作成できるフリーソフトをご存知でしょうか。FreeMindを使えば誰でも簡単にマインドマップを作成できます。今回はそんなマインドマップ作成ソフト「FreeMind」の導入方法から使い方まで解説していきます。


目次[非表示]

  1. FreeMindとは?
  2. FreeMindの導入方法と日本語化について
  3. FreeMindの使い方

FreeMindとは?

FreeMindとは、誰でも無料で使えるマインドマップ作成ソフトです。

思考を整理する際に便利なマインドマップですが、テキストエディタやエクセルなどでマインドマップを作成しようと思うと非常に大変です。

一応テキストエディタやエクセルでもマインドマップを作成できますが、効率的とは言えませんし管理も難しいです。

そんなマインドマップを簡単に作成できるのがFreeMindなのです。

ツリー構造で情報を整理してまとめられるため、上手く使いこなせればかなり便利なソフトと言えるでしょう。

FreeMindの導入方法と日本語化について

それでは、FreeMindを導入していきましょう。

FreeMindは窓の杜からダウンロードできます。

FreeMind - 窓の杜
[窓の杜からダウンロード]をクリック
窓の杜にアクセスしたら[窓の杜からダウンロード]をクリックしましょう。

クリックしてしばらく待つとインストーラーがダウンロードされます。ダウンロード完了後、インストーラを起動してください。

言語選択画面の「OK」をクリック
言語選択画面が開かれますが、日本語は用意されていませんので、そのまま[OK]を押して次に進めます。

FreeMindはJavaで動作するため、Java未インストールの場合はJavaのインストールを求められます。

「Java not detected...」のメッセージ
[はい]を押してJavaのインストールを行ってください。

Javaインストール済みの場合は上記ウィンドウは表示されず、セットアップウィザードが開始されます。

セットアップウィザードの[Next]をクリック
セットアップウィザードが開始されたら[Next]を押してください。
ライセンス画面の[I accept the agreement]を選択して[Next]をクリック
ライセンスが表示されるので、[I accept the agreement]を選択してから[Next]を押しましょう。
[Next]をクリック
FreeMindに関する情報が表示されます。読む必要はありませんので、そのまま[Next]を押してください。
インストール先フォルダを指定する画面
インストール先フォルダを指定する画面へと移りますが、特に理由がない限りインストール先を変更する必要はありません。

別ドライブにインストールしたいなど、何か特別な理由がない限りはそのまま[Next]を押してください。

スタートメニューフォルダーの名前を指定する画面
スタートメニューフォルダーの名前もそのままで構いません。
インストールオプションの表示画面
いくつかのインストールオプションが表示されます。

インストールと同時にデスクトップにショートカットを作成したくない場合は[Create a desktop icon]のチェックを外してから次に進むようにしてください。

それ以外の項目は変更しなくても大丈夫です。

インストール確認画面
最後にインストール確認画面が表示されます。[Install]を押しましょう。
[Next]をクリック
インストール中の画面から切り替わるとこの画面が表示されますが、気にせず[Next]を押してください。
FreeMindのインストール完了の画面
この画面が表示されたらFreeMindのインストール完了です。

[Finish]を押してセットアップウィザードを終了させましょう。

日本語化について

FreeMindは最新バージョンであれば初めから日本語化されています。

日本語で表示できないのはFreeMindのインストーラーのみであり、本体は日本語対応なので問題ありません。

FreeMindの使い方

ここからはFreeMindの使い方を解説していきます。

ノードの追加と削除

マインドマップを作成するためにはノートを追加していく必要があります。

ノードを選択した状態でInsertキーを押す
子ノードを追加したい場合は親となるノードを選択した状態でInsertキーを押します。

Insertキーを押すことでノードを追加していけます。

追加された子ノード
また、ルートノード以外の階層で、同階層にノードを追加したい場合は、子ノードを選択した状態でEnterキーを押します。

作成済みのノードを削除したい場合は、Deleteキーを押すと削除できます。FreeMindは間違って消してしまうことを防ぐためにノード削除の確認が求められますが、毎回求められるのか面倒という場合は非表示にするようにしましょう。

ノードの追加はInsertキーとEnterキー、ノードの削除はDeleteキーと覚えておくといいでしょう。

ノードの編集

ノードを編集
追加済みのノードを編集したい場合は、ノードをダブルクリックすることでノードのテキスト編集することができます。

ノード名を変更したい場合は、削除して再追加せず、ダブルクリックして編集するようにしましょう。

ただしルートノードの場合で、テキストが既に設定されている場合はダブルクリックで編集することができません。

ルートノードをクリックして選択した状態でF2キーを押す
ルートノードを後で編集したい場合は、ルートノードをクリックして選択した状態でF2キーを押してください。

F2キーはノードを編集するショートカットキーであるため、ルートノード・子ノード問わずテキスト編集状態に移行できます。

ちなみに、ノード内で改行したい場合は、Alt+Enterキーを押してください。

ノードの長文編集の画面
ノードの長文編集という画面が開かれるので、複数行記述することが可能です。

HTML構文に対応しているので、ある程度のスタイルも適用できます。

ノードにマーカーを付ける

ノードの数が増えてくると、ノードの管理も大変になってきます。

重要度の振り分けなどを考える必要があると、判別できるようにしておきたいところです。

マーカー付きノード
そういうときはマーカー機能を使いましょう。マーカー機能を使うことで、ノードのテキストを見なくても目的のノードを探しやすくなります。
ノードを選択した状態でマーカーをクリック
マーカーはFreeMind左側に用意されており、マーカーを付与したいノードを選択した状態でマーカーをクリックすると、ノードにマーカーが付与されます。

マーカーは複数付与可能なので、自分でわかりやすいようにカスタマイズするといいでしょう。

マインドマップを保存する

FreeMindで作成したマインドマップは自動保存ではないため、保存先を選んで保存する必要があります。

[ファイル]->[保存]を選択する
保存方法は上部メニューの[ファイル]->[保存]を選択するか、Ctrl+Sキーを押します。

一度保存した後はCtrl+Sキーで上書き保存していけます。

画像としてエクスポート

FreeMindで作成したマインドマップは、基本的にFreeMindでしか開けません。

つまり、マインドマップを共有したいときがあっても、FreeMindを持っていない人は見ることができないということになります。

そういうときは、画像としてエクスポートして誰でも見れるようにするといいでしょう。FreeMindには画像としてエクスポートする機能が用意されているため、FreeMindを持っていない方にFreeMindで作成したマインドマップを共有できます。

メニューの[ファイル]->[エクスポート]->[PNGとして...]をクリック
やり方は簡単で、上部メニューの[ファイル]->[エクスポート]->[PNGとして...]から保存するだけです。

基本的にPNG形式で出力することをおすすめします。JPEG形式はフォーマットの使用上、ノードの境目やテキスト部分が若干滲むほか、SVG形式は開き方がやや特殊ですので理由がない限りはおすすめできません。

画像化したマインドマップ
こちらが実際に画像化したマインドマップです。

一つ注意点として、エクスポートとFreeMindのマインドマップの保存は別扱いであるため、エクスポートしたマインドマップを後で編集したい場合は、マインドマップとしての保存を忘れないようにしましょう。

画像からマインドマップに戻す機能はないので気をつけてください。


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