Excelを別ウィンドウで複数開く方法を紹介!

Excelを別ウィンドウで複数開く方法を紹介!

Microsoft Excelを起動中に、他のファイルや新規ファイルを別ウィンドウで複数開くにはどうすればいいかご存知でしょうか?Excelのバージョンによってやり方が異なりますよ。この記事では、Excelを別ウィンドウで複数開く方法をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. Excelを別ウィンドウで複数開きたい
  2. Excelを別ウィンドウで複数開く方法

Excelを別ウィンドウで複数開きたい

Microsoft Excelを起動した状態で、他のファイルや新規ファイルを別ウィンドウで複数開きたいと思ったことはありませんか?新しいウィンドウで開く方法は意外と簡単ですが、バージョンによっては設定が必要です。この記事では、Excelを別ウィンドウで複数開く方法をご紹介していきます。

Excelを別ウィンドウで複数開く方法

それでは、Excelを別ウィンドウで複数開く方法を説明します。説明している方法は新しめのバージョン(Office2019など)であれば問題なく動作しますが、Office2010などの古めのバージョンを使用している場合は後半に説明している方法を試してみてください。

起動中のExcelアプリを右クリックして「Excel」をクリック
もっともシンプルに複数ウィンドウを開く方法としては、タスクバーにある起動中のExcelアプリを右クリックして「Excel」をクリックすることです。これで、新しいウィンドウでExcelを開くことができますよ。
「ファイル」タブをクリック
次に簡単な方法としては、Excelのウィンドウ左上に表示されている「ファイル」タブをクリックしましょう。
「新規」・「開く」→「参照」で開く
バックステージビューが表示されるので、左側メニューの「新規」から新しいウィンドウで新規ブックを、「開く」→「参照」でダイアログボックスから他のExcelファイルを新しいウィンドウで開くことができますよ。

これらの方法での新規ウィンドウ作成はデフォルト設定なので、Excelのオプションなどで新しく設定する必要がないので嬉しいですね。

「ファイル名を指定して実行」ウィンドウ
古いバージョンのExcelの場合は上記の方法では新規ウィンドウで開かないことがあるので、「Windowsキー+Rキー」で「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを呼びだし「regedit」と入力してEnterキーを押しましょう。
レジストリエディター

これでレジストリエディターが開きます。レジストリエディターを使用して、Excelを開くたびに別のウィンドウで起動するように設定します。レジストリはWindowsの根幹を成す部分なので、万が一のためにバックアップを取っておきましょう。バックアップの取り方は下記リンク先の記事にてご紹介していますので、併せてご覧ください。

Windows10のレジストリエディタとは?起動方法や出来ることを紹介!

Windows10には、レジストリエディタという編集ツールがあります。重要なツールなので、概要を覚えておきましょう。この記事では、Windows10のレジストリエディタとはどういうツールか・レジストリエディタの起動方法やできることをご紹介していきます。

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「HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.Sheet.12\shell」を右クリック
バックアップ及び操作を行うのは「HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.Sheet.12\shell」です。右クリックメニューの「エクスポート」からバックアップを作成したら、右クリックしてメニューの「新規」→「キー」をクリックしましょう。
「新しいキー」が作成された
「新しいキー」が作成されるので、分かりやすい名前を付けましょう。
「command」と名付ける
名前を付けたキーを右クリックしてメニューの「新規」→「キー」をクリックして下部にキーを作成し、「command」と名前を付けましょう。
「(規定)」をダブルクリック
commandを選択して、右ペインに表示されている値の「(規定)」をダブルクリックして開きましょう。
「値のデータ」にExcelのファイルパスを指定してから半角スペースを入力して「“%1”」と入力したら「OK」をクリック
「文字列の編集」ダイアログボックスが表示されるので、「値のデータ」にExcelのファイルパスを指定してから半角スペースを入力して「“%1”」と入力したら「OK」をクリックしましょう。

Excelが保存されているフォルダのパスですが、Office2010なら「C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\EXCEL.EXE
」か「C:\Program Files(x86)\Microsoft Office\Office14\EXCEL.EXE
」です。

 

これでExcelファイルを右クリックすると「別ウィンドウで開く」項目が表示され、ここから新規ウィンドウで開くことができるようになりますよ。


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