Excelを別ウィンドウで複数開きたい
![](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/902/original.png?1662083439)
Microsoft Excelを起動した状態で、他のファイルや新規ファイルを別ウィンドウで複数開きたいと思ったことはありませんか?新しいウィンドウで開く方法は意外と簡単ですが、バージョンによっては設定が必要です。この記事では、Excelを別ウィンドウで複数開く方法をご紹介していきます。
Excelを別ウィンドウで複数開く方法
それでは、Excelを別ウィンドウで複数開く方法を説明します。説明している方法は新しめのバージョン(Office2019など)であれば問題なく動作しますが、Office2010などの古めのバージョンを使用している場合は後半に説明している方法を試してみてください。
![起動中のExcelアプリを右クリックして「Excel」をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/890/original.jpg?1662081369)
![「ファイル」タブをクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/891/original.jpg?1662081675)
![「新規」・「開く」→「参照」で開く](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/894/original.jpg?1662081799)
これらの方法での新規ウィンドウ作成はデフォルト設定なので、Excelのオプションなどで新しく設定する必要がないので嬉しいですね。
![「ファイル名を指定して実行」ウィンドウ](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/895/original.jpg?1662081986)
![レジストリエディター](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/896/original.jpg?1662082043)
これでレジストリエディターが開きます。レジストリエディターを使用して、Excelを開くたびに別のウィンドウで起動するように設定します。レジストリはWindowsの根幹を成す部分なので、万が一のためにバックアップを取っておきましょう。バックアップの取り方は下記リンク先の記事にてご紹介していますので、併せてご覧ください。
![「HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.Sheet.12\shell」を右クリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/897/original.jpg?1662082299)
![「新しいキー」が作成された](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/898/original.jpg?1662082571)
![「command」と名付ける](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/899/original.jpg?1662082600)
![「(規定)」をダブルクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/900/original.jpg?1662082636)
![「値のデータ」にExcelのファイルパスを指定してから半角スペースを入力して「“%1”」と入力したら「OK」をクリック](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/087/901/original.jpg?1662082675)
Excelが保存されているフォルダのパスですが、Office2010なら「C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\EXCEL.EXE
」か「C:\Program Files(x86)\Microsoft Office\Office14\EXCEL.EXE
」です。
これでExcelファイルを右クリックすると「別ウィンドウで開く」項目が表示され、ここから新規ウィンドウで開くことができるようになりますよ。