VLOOKUP関数で複数条件を指定する方法を紹介!

VLOOKUP関数で複数条件を指定する方法を紹介!

VLOOKUP関数を使用していて、複数条件を指定して抽出を行いたいと思ったことはありませんか?条件の指定は1つまでのVLOOKUP関数でも、複数条件の指定ができますよ。この記事では、VLOOKUP関数で複数条件を指定する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. VLOOKUP関数で複数条件を指定したい
  2. VLOOKUP関数で複数条件を指定する方法

VLOOKUP関数で複数条件を指定したい

Microsoft Excelで使用する関数の「VLOOKUP関数」では、指定した検索条件に対応している値を、指定した範囲から検索を行い指定した場所から抽出するといったことができますよね。VLOOKUP関数は、ビジネスシーンにおいて使われることの多い関数です。

このVLOOKUP関数を使用していて、2つ以上の条件・・・つまり複数の条件を指定して検索を行いたいと思ったことはありませんか?原則としてVLOOKUP関数で指定できる条件は1つまでとなっているため、複数の条件をどうやって指定すればいいのか分からなくて困っている方もいらっしゃるかと思います。この記事では、VLOOKUP関数で複数条件を指定する方法をご紹介していきます。

VLOOKUP関数の使用方法をご存じない方は、下記リンク先の記事にて使い方をご紹介していますのでぜひご覧ください。

VLOOKUP関数の使い方の基本を初心者向けに紹介!

ビジネスシーンでExcelを使用していると、使う頻度が高い関数に「VLOOKUP関数」というものがあります。このVLOOK関数とは、どういった操作を行う関数なのかご存知でしょうか?この記事では、VLOOKUP関数の使い方の基本を初心者向けにご紹介しています。

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VLOOKUP関数で複数条件を指定する方法

サーバー・会員・販売数・価格・売上項目の表
それでは、VLOOKUP関数で複数条件を指定する方法を説明していきます。例として、ここでは画像の表からBサーバーのスタンダード会員の販売数を抽出していきます。条件が「Bサーバー」の「スタンダード会員」と2つになっているため、通常では検索値が1つのVLOOKUP関数ではこの2つの条件を満たしている販売数の抽出はできませんよね。
「サーバー」列と「会員」列のデータを足したものを反映させる
ですが、これは簡単な方法で解決することができます。サーバーと会員を合わせたデータを出力する列を新たに作成し、「サーバー」列と「会員」列のデータを足したものを反映しましょう。画像の例ではB列に「サーバー&会員」列を作成して、B4セルに「=C4&D4」と入力して「サーバー」列と「会員」列のデータを足したものを出力します。
セルの右下に表示されているフィルハンドルをドラッグし、残りの行にも数式を適用させる
これでB4セルにC4セルとD4セルのデータを足した「Aプレミアム」が表示されました。あとはセルの右下に表示されているフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、残りの行にも数式を適用させましょう。これで、2つの条件を併せ持つ列を作成することができました。
I3セルに「Bスタンダード」と入力して、I4セルで「=VLOOKUP(I3,B:G,4,FALSE)」と入力
あとは、この条件を指定してVLOOKUP関数による抽出を行えばOKです。画像ではI3セルに「Bスタンダード」と入力して、I4セルで「=VLOOKUP(I3,B:G,4,FALSE)」と入力することにより「Bスタンダード」の「販売数」を抽出しています。
「Bスタンダード」の「販売数」である「90」を抽出できた
これで、「Bスタンダード」の「販売数」である「90」を抽出することができました。この例のように、複数条件を指定して検索を行いたい場合は検索にかける条件をまとめた1つの列を作成して検索することでスムーズに検索結果の抽出を行うことができますよ。

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