2023年02月16日

Windows11で仮想メモリを設定する方法を紹介！

Windows11で仮想メモリを設定する方法を紹介！

Windows11のパソコンを使用していて、メモリが不足しているために動作が重い・作業中にクラッシュして困ったことはありませんか？この場合は、仮想メモリを設定してみましょう。この記事では、Windows11で仮想メモリを設定する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows11で仮想メモリを設定したい
  2. Windows11で仮想メモリを設定する方法

Windows11で仮想メモリを設定したい

Windows11のパソコンで、メモリが不足していて作業時にクラッシュしてしまうなどの現象が起きる・動作が重いと感じる場合は、仮想メモリを追加してメモリの総容量を増やすことで解決できます。

仮想メモリとは、SSDやHDDの一部の容量をメモリ扱いとして設定してメモリにする機能です。物理メモリが不足していても、仮想メモリで設定した領域を使用して安定してパソコンを動作させることができますよ。この記事では、Windows11で仮想メモリを設定する方法をご紹介しています。

Windows11で仮想メモリを設定する方法

仮想メモリを設定する方法

「設定」をクリック
それでは、Windows11で仮想メモリを設定する方法を説明します。まずはデスクトップ画面下部のタスクバーからスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「システム」→「バージョン情報」をクリック
設定画面ダイアログボックスが表示されるので、左側メニューから「システム」をクリックします。ボックス内右側に各種項目一覧が表示されるので、「バージョン情報」をクリックしましょう。
「システムの詳細設定」をクリック
続いて「デバイスの仕様」にお使いのパソコンの詳細情報が表示されるので、「実装RAM」で物理メモリがどれくらいあるのか確認しておきます。あとは「関連リンク」に表示されている「システムの詳細設定」をクリックしましょう。
「詳細設定」タブを開き、「パフォーマンス」項目の「設定」をクリック
「システムのプロパティ」ダイアログボックスが表示されるので、「詳細設定」タブを開き、「パフォーマンス」項目の「設定」をクリックしましょう。
「詳細設定」タブ→「変更」をクリック
「パフォーマンスオプション」ダイアログボックスが表示されるので、「詳細設定」タブを開きます。「仮想メモリ」項目の「変更」をクリックしましょう。
「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」を無効化→「カスタムサイズ」の「初期サイズ」・「最大サイズ」を入力→「OK」をクリック
「仮想メモリ」ダイアログボックスが表示されます。「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックボックスをクリックして無効化すると編集することができるようになるので無効化しましょう。ドライブ一覧から仮想メモリを割り当てるドライブを選択します。SSDが搭載されているならSSDのあるドライブがおすすめです。続いて「カスタムサイズ」をクリックして、「初期サイズ」と「最大サイズ」の入力欄に仮想メモリをMB（メガバイト）単位で入力します。ここで入力する数値は、先程確認した実装RAMを元に設定しましょう。

「変更結果はコンピューターを再起動しなければ有効になりません。」とメッセージが表示されるので、パソコンを再起動しましょう。パソコンを再起動すれば、仮想メモリが適用されてメモリの総容量が増えますよ。

仮想メモリの目安

Windows11の最小システム要件ではメモリは4GBと言われていますが、実際のところ8GBはないと安定して動作させるのは厳しいです。またブラウザでタブをいっぱい開く・アプリケーションで作業を行う・ゲームをしたいというユーザーであれば16GBは必要でしょう。上記の例では実装RAMが8GBと仮定して、仮想メモリと合わせて16GBにするために初期サイズと最大サイズを「8192」と入力して「OK」をクリックしています。1GB=1024MBなので、計算して入力を行ってみてくださいね。


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