「Patch Cleaner」の使い方まとめ!安全性・評判・日本語化はできる?

「Patch Cleaner」の使い方まとめ!安全性・評判・日本語化はできる?

CドライブのInstallerフォルダに溜まった不要なフォルダを削除できるフリーソフト「Patch Cleaner(パッチクリーナー)」をご存知でしょうか?この記事では、Patch Cleanerの使い方・日本語化できるのかどうか・評判についてご紹介します。


目次[非表示]

  1. Patch Cleanerとは?
  2. Patch Cleanerのダウンロードとインストール
  3. Patch Cleanerの使い方
  4. Patch Cleanerの安全性と評判について

Patch Cleanerとは?

「Installer」というフォルダ

Windows10PCのCドライブには「Installer」というフォルダがあります。

このInstallerフォルダにはWindows Updateの更新ファイルなどが一定期間保管される仕組みになっています。

しかし、更新ファイルが溜まりすぎてドライブの容量を圧迫する可能性のある問題のあるフォルダとしても知られています。

更に厄介なことに、フォルダ内を見てもどのフォルダがどういったデータなのか分からないようにされているため不用意にファイルを削除することもできません。

そんなケースで有効なのが、フリーソフト「Patch Cleaner(パッチクリーナー)」です。

Patch Cleanerを使うことで、Installerフォルダ内の不要なファイルを削除してドライブ容量を確保することができます。

対応環境

Patch CleanerはWindows7/8/10に対応しており、32bit・64bitのどちらの環境でも動作します。

Patch Cleanerのダウンロードとインストール

「Download Now」と書かれた緑色のボタンがあるのでクリック
下記リンクから公式サイトに移動し、ページを下のほうにスクロールしていくと「Download Now」と書かれた緑色のボタンがあるのでクリックしましょう。インストーラーがダウンロードされます。
PatchCleaner - safely clean your windows installer directory | homedev - software development out of the box

次にインストーラーを起動しての操作になります。日本語ではなく英語となりますが、恐れずに順番にインストールを進めていきましょう。

「Do you want to install PatchCleaner 1.4.2.0?」と表示されるので「はい」をクリック
インストーラーを起動すると、「Do you want to install PatchCleaner 1.4.2.0?」と表示されるので「はい」をクリックしましょう。
セットアップウィザードが表示されたら「Next」をクリック
セットアップウィザードが表示されたら「Next」をクリックしましょう。
ライセンス文章下部の「I Agree」ボタンをクリック
エンドユーザーライセンスが表示されるので、ライセンス文章下部の「I Agree」ボタンをクリックしましょう。これで同意したことになり「Next」がクリックできるようになるのでクリックしましょう。
「Next」をクリック
インストール先フォルダを尋ねられます。インストール先を変更する場合は「Browse」をクリックしてインストール先を指定しましょう。インストール先を指定するかデフォルトのままで問題なければ「Next」をクリックしましょう。この後は「Next」を押して作業を進めることでインストールが行われます。

Patch Cleanerの使い方

それでは、Patch Cleanerの使い方を説明します。

自動的にInstallerフォルダをスキャンして不要ファイルを検出
Patch Cleanerを起動すると、自動的にInstallerフォルダをスキャンして不要ファイルを検出してくれます。
「Delete」ボタンをクリックすることで、検出された不要ファイルを削除
「Delete」ボタンをクリックすることで、検出された不要ファイルを削除することができますよ。
「Browse」ボタンをクリックしてファイルの移動先を指定してから「Move」ボタンをクリック
「問題が発生した時に心配なのでファイルを別の場所に移動してバックアップしておきたい」という場合は、「Browse」ボタンをクリックしてファイルの移動先を指定してから「Move」ボタンをクリックすればファイルを指定したフォルダに移動することができます。

残念ながらPatch Cleanerを日本語化するパッチなどは存在していないようですが、上記で説明している通り操作が簡単なので日本語化しなくても問題なく使えるでしょう。

Patch Cleanerの安全性と評判について

Patch Cleanerの安全性や評判について気になるユーザーも少なくないと思いますが、結論から先に説明すると「安全」と言えるでしょう。

セキュリティソフトでスキャンしてもマルウェアなどの問題のあるソフトウェアは検知されませんし、扱いの難しいInstallerフォルダの不要ファイルを削除する便利なフリーソフトとして認知されており、評判も高いです。

ただし、注意したいのが「Patch Cleanerは安全だが操作をするのは自分である」ということです。Installerフォルダに保存されている不要ファイルは、基本的にWindows Updateなどのインストーラーやパッチファイル・アンインストール時の必要ファイルがほとんどです。

例えば、最新のWindows Updateを適用したものの問題のあるアップデートであった場合、その問題が修正されるまで以前のバージョンに戻して対処するといったことを行う必要があるのですが、Patch CleanerでInstallerフォルダを掃除した後だと以前のバージョンに戻すことは当然できない状態になってしまうため危険です。

このような可能性があることを十分注意した上で、Patch Cleanerを操作しましょう。


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