Patch Cleanerとは?
Windows10PCのCドライブには「Installer」というフォルダがあります。
このInstallerフォルダにはWindows Updateの更新ファイルなどが一定期間保管される仕組みになっています。
しかし、更新ファイルが溜まりすぎてドライブの容量を圧迫する可能性のある問題のあるフォルダとしても知られています。
更に厄介なことに、フォルダ内を見てもどのフォルダがどういったデータなのか分からないようにされているため不用意にファイルを削除することもできません。
そんなケースで有効なのが、フリーソフト「Patch Cleaner(パッチクリーナー)」です。
Patch Cleanerを使うことで、Installerフォルダ内の不要なファイルを削除してドライブ容量を確保することができます。
対応環境
Patch CleanerはWindows7/8/10に対応しており、32bit・64bitのどちらの環境でも動作します。
Patch Cleanerのダウンロードとインストール
次にインストーラーを起動しての操作になります。日本語ではなく英語となりますが、恐れずに順番にインストールを進めていきましょう。
Patch Cleanerの使い方
それでは、Patch Cleanerの使い方を説明します。
残念ながらPatch Cleanerを日本語化するパッチなどは存在していないようですが、上記で説明している通り操作が簡単なので日本語化しなくても問題なく使えるでしょう。
Patch Cleanerの安全性と評判について
Patch Cleanerの安全性や評判について気になるユーザーも少なくないと思いますが、結論から先に説明すると「安全」と言えるでしょう。
セキュリティソフトでスキャンしてもマルウェアなどの問題のあるソフトウェアは検知されませんし、扱いの難しいInstallerフォルダの不要ファイルを削除する便利なフリーソフトとして認知されており、評判も高いです。
ただし、注意したいのが「Patch Cleanerは安全だが操作をするのは自分である」ということです。Installerフォルダに保存されている不要ファイルは、基本的にWindows Updateなどのインストーラーやパッチファイル・アンインストール時の必要ファイルがほとんどです。
例えば、最新のWindows Updateを適用したものの問題のあるアップデートであった場合、その問題が修正されるまで以前のバージョンに戻して対処するといったことを行う必要があるのですが、Patch CleanerでInstallerフォルダを掃除した後だと以前のバージョンに戻すことは当然できない状態になってしまうため危険です。
このような可能性があることを十分注意した上で、Patch Cleanerを操作しましょう。