Windows10でキーボードでPCの電源を入れたい
Windows10のパソコンを使用していて、キーボードでPCの電源を入れたいと思ったことはありませんか?例えばスリープ状態からスリープを解除するには、キーボードの適当なキーを押すことでスリープを解除してことができますよね。同じように、キーボードのキー操作でパソコンの電源を入れたいという方も少なくないと思います。
メーカー製のパソコンに付属しているキーボードやミドルクラス以上のキーボードであれば、電源投入キーが付属していて押すことでパソコンを起動することができるケースもあります。しかし、普通のキーボードには電源投入キーが付いていないため、キーボードでの電源の付け方があるとは思いませんよね。キーボードでパソコンの電源を入れるには、BIOS設定を変更する必要があります。この記事では、Windows10でキーボードでPCの電源を入れる方法をご紹介していきます。
Windows10でキーボードでPCの電源を入れる方法
それでは、Windows10でキーボードでPCの電源を入れる方法を説明していきます。
まずはBIOS設定画面を開きましょう。BIOS画面設定を開くには、パソコンの電源をオンにして起動する際にメーカーロゴが表示されたらキーボードの特定のキーを連打することでBIOS設定画面を表示させることができますよ。基本的にはF2キーが指定されていることが多いですが、メーカーによって異なるケースもあります。詳しくは下記リンク先の記事をご覧ください。
BIOS画面はマザーボードのメーカーごとに表記が異なるため注意が必要ですが、流れはほとんど一緒です。一例としてASUS製品のマザーボードの場合は「Advanced」タブから「APM Configration」をクリックして開きます。「AdvancedAPM Configration」画面が表示されるので、「Power On By PS/2 Keyboard」のプルダウンメニューから「Space Bar」・「Ctrl+Esc」・「Power Key」のうち電源を入れるのに使用するキーを割り当てましょう。あとはBIOS画面で設定を適用して終了すれば、Windows10のパソコンでキーボードで電源を入れることができるようになりますよ。
注意点としては、マザーボードによってはBIOS画面で「Power On By PS/2 Keyboard」などキーボードによる電源投入設定がないことがあることです。もしキーボードによる電源投入に対応していない場合は諦めるしかないので、設定を変更せずにBIOS画面を終了しましょう。