Windows10でVT-XやAMD-Vに対応しているか確認する方法!

Windows10でVT-XやAMD-Vに対応しているか確認する方法!

Windows10のパソコンを使っていて、自分のパソコンが仮想化支援機能のVT-XやAMD-Vに対応しているかどうか確かめる方法を御存知でしょうか?この記事では、Windows10でVT-XやAMD-Vに対応しているか確認する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10でVT-XやAMD-Vに対応しているか確認する方法
  2. Windows10でVT-XやAMD-Vを有効化する方法

Windows10でVT-XやAMD-Vに対応しているか確認する方法

Windows10のパソコンで仮想化機能を使用したい場合は、Intel製のCPUならIntel VT-X・AMD製のCPUならAMD-Vという仮想化支援技術「Virtualization Technology(バーチャライゼーション・テクノロジー)」を有効にする必要があります。まずは、お使いのWindows10で仮想化機能が有効になっているかどうか確かめてみましょう。

タスクマネージャーから確認する方法

「タスクマネージャー」をクリック
デスクトップ画面下部にあるタスクバーの何もないところを右クリックしてメニューを開き、「タスクマネージャー」をクリックしましょう。
「パフォーマンス」タブのメニューの「CPU」をクリック
タスクマネージャーが起動するので、「パフォーマンス」タブをクリックして開きます。左側メニューの「CPU」をクリックして開き、グラフの下部にある項目一覧の「仮想化」をチェックして「有効」なのか「無効」なのかを確認することができます。

システム情報ツールから確認する方法

スタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windows管理ツール」フォルダを展開して「システム情報」をクリック
システム情報ツールからも仮想化機能が有効かどうか確認することができます。デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windows管理ツール」フォルダを展開して「システム情報」をクリックしましょう。
システム情報
システム情報が表示されたら右ペインを一番下までスクロールして「Hyper-V」の「VMモニターモード拡張機能」・「第2レベルアドレス変換拡張機能」・「ファームウェアで仮想化が有効」・「データ実行防止」の4つの項目が「はい」になっているかどうか確認しましょう。「はい」になっていれば有効ですよ。

コマンドプロンプトから確認する方法

スタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」をクリック
コマンドプロンプトからも仮想化機能が有効かどうか確認することができます。デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」をクリックしましょう。
コマンドプロンプトで「systeminfo」コマンドを入力
コマンドプロンプトが起動したら「systeminfo」コマンドを入力してEnterキーを押します。システム一覧が表示されたら、一番下に「Hyper-Vの要件」が表示されるので、そこの4項目が「はい」になっていれば仮想化機能は有効ですよ。

Windows10でVT-XやAMD-Vを有効化する方法

もしVT-XやAMD-Vが無効になっていた場合、BIOS・UEFIから仮想化機能を有効化することができますよ。

スタートメニューを開き、「設定」をクリック
まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「更新とセキュリティ」をクリック
「Windowsの設定」ウィンドウが表示されるので、「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。
メニューの「回復」をクリックして項目一覧の「PCの起動をカスタマイズする」項目の「今すぐ再起動」ボタンをクリック
設定画面が表示されるので、左側メニューの「回復」をクリックして項目一覧を開きます。「PCの起動をカスタマイズする」項目の「今すぐ再起動」ボタンをクリックしましょう。

「オプションの選択」画面が表示されるので、「トラブルシューティング」をクリックします。「詳細オプション」の項目一覧が表示されたら、「UEFIファームウェアの設定」をクリックしましょう。続いて「再起動」をクリックすることでパソコンの再起動が行われます。再起動後にスタートアップメニューが表示されるので、「BIOS Setup」でBIOSまたはUEFIを起動します。

「System Configuration」項目一覧から「Virtualization Technology」を選択してEnterキーを押し、「Enabled」を選択しましょう。その後、「Exit」→「Exit Saving Changes」→「Yes」の順にEnterキーを押してWindows10を再起動すれば、VT-XやAMD-Vといったバーチャライゼーション機能が有効になりますよ。


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