Wordの改行と改段落の違いとは？
Officeの文書ソフト・Wordを使用していて、「改行」と「改段落」の違いに気づかずに使用している方も少なくないと思います。文章を入力して次の行に移りたい場合、Enterキーを押して次の行に移っている方は多くいらっしゃると思いますが、このEnterキーによる段移動は「改段落」です。
「改行」を行うのであれば、「Shiftキー+Enterキー」を同時押しする必要があります。
この「改行」と「改段落」の違いについてですが、改行は「文章を整えるために行を変える」ことを指しています。段落じゃないけど次の行に移りたい時に改行を使用します。改段落は「長い文章を内容ごとにいくつかに区切る」ことを指します。その名称の通り、1段落を作成する場合に改段落を行って段落ごとに区切るように使うわけですね。
Wordの改行と改段落の使い分け
Wordの改行と改段落の使い分けですが、実際にどのように使い分ければいいかを説明します。
改行と改段落の使い分けとしては、上記の通りになります。一段落の中で文章を整えるなら改行、一段落の文章を入力し終えて次の段落に移る際に「改段落」を使うわけですね。「面倒だから好きなほうで文章を整えればいいのでは？」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、Wordのアウトライン機能や段落記号及び段落番号を使う際に正しく文章を整形できなくなってしまうので、改行と改段落はしっかり使い分けられるようにしておくことをおすすめします。