FFFTPで接続できない問題
FTP接続を行うことのできるフリーソフト・FFFTPを使用していて、何故かホストに繋がらない状態になってしまったことはありませんか?この記事では、FFFTPで接続できない場合の対処法をご紹介していきます。
FFFTPで接続できない場合の対処法
古いバージョンを使用している場合
古いバージョンのFFFTPを使用していることが原因で接続できない場合は、最新のFFFTPを導入しましょう。FFFTPは下記リンク先の「窓の杜」よりダウンロードすることができますよ。インストーラーをダウンロードしたら古いバージョンのアンインストールを行い、インストーラーから最新のFFFTPをインストールします。インストールが完了したら、接続を試してみましょう。
基本情報を打ち間違えている場合

ホストの設定情報を間違えているためにログインできず、FFFTPでサーバーに繋がらないというケースは珍しくありません。ホスト一覧から対象のホストの設定を開き、「基本」タブの「ホストの設定名」・「ホスト名(アドレス)」・「ユーザー名」・「パスワード/パスフレーズ」が正しいかどうか確認してみましょう。
PASVモード(パッシブモード)が無効化されている場合
お使いのパソコンがファイアウォール内でもサーバーへの接続を確立することのできる機能が、「PASVモード(パッシブモード)」です。このPASVモードが無効化されているとサーバーへの接続ができなくなるので、「ホストの設定」の「拡張」タブを開き「PASVモードを使う」のチェックボックスをクリックして有効にしましょう。暗号化の設定が正しくない場合
暗号化の設定で、「暗号化なしで接続を許可」・「FTPS(Explicit)で接続」・「FTPS(Implicit)で接続」の項目が用意されているので、接続しようとしているサーバーに合わせたものを選択しましょう。現在ではFTPS接続が基本となっていますが、まれに暗号化に対応していないサーバーもあります。その場合は「暗号化なしで接続を許可」を有効にしましょう。ファイアウォールがFFFTPの通信をブロックしている場合
Windowsのパソコンにはファイアウォール機能が搭載されていますが、このファイアウォール機能が原因でFFFTPでサーバーへの接続ができなくなってしまうことがあります。この場合は、ファイアウォールの例外設定にFFFTPを追加してFFFTPがサーバーへ接続できるように設定を変更しましょう。
まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「Windowsの設定」ウィンドウが表示されるので、「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。
設定画面が表示されるので、左側メニューの「Windowsセキュリティ」をクリックして項目一覧を開き、「ファイアウォールとネットワーク保護」をクリックしましょう。
「ファイアウォールとネットワーク保護」が表示されるので、「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」をクリックしましょう。
「許可されたアプリ」ウィンドウが表示されるので、「設定の変更」→「別のアプリの許可」の順にクリックしましょう。
「アプリの追加」ウィンドウが表示されるので、パスの「参照」ボタンをクリックしてFFFTPの実行ファイルである「ffftp.exe」を指定して「追加」をクリックしましょう。「許可されたアプリおよび機能」の一覧にFFFTPが追加されるので、「プライベート」と「パブリック」のチェックボックスをそれぞれオンにしてから「OK」をクリックしましょう。これでファイアウォールがFFFTPの通信を通すようになります。