ExcelのISBLANK関数とは?使い方を紹介!

ExcelのISBLANK関数とは?使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「ISBLANK関数」というものがあります。ISBLANK関数とは、対象のセルが空白セルなのかどうかを調べることのできる関数です。この記事では、ExcelのISBLANK関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのISBLANK関数とは?
  2. ExcelのISBLANK関数の使い方

ExcelのISBLANK関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「ISBLANK関数(イズブランク)」というものがあります。ISBLANK関数とは、対象のセルが空白セルなのかどうかを調べることのできる関数です。

ISBLANK関数は、その性質上IF関数の引数の「論理値」を指定するのに利用される関数です。併せて利用することで、対象のセルが空白セルなのかどうかによって返す値を変更することができます。この記事では、ExcelのISBLANK関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのISBLANK関数の使い方

それでは、ExcelのISBLANK関数の使い方を説明していきます。まずは、ISBLANK関数の数式から説明します。ISBLANK関数の数式は「=ISBLANK(テストの対象)」となっています。引数の「テストの対象」で、セル参照の指定を行います。「テストの対象」が空白セルであれば「TRUE(真)」・文字列が入力されているなど空白セルでなかった場合は「FALSE(偽)」が返ります。

C3セルに「=ISBLANK(B2)」と入力
実際に、ISBLANK関数を使用してみましょう。画像の例ではC3セルに「=ISBLANK(B2)」と入力して、B2セルが空白なのかどうかを調べています。
結果が「TRUE」で返っている
B2セルは空白なので、結果が「TRUE」で返りました。
C3セルに「=ISBLANK(B3)」と入力
続いて、C3セルに「=ISBLANK(B3)」と入力してB3セルが空白なのかどうかをチェックしていきます。
結果に「FALSE」が返った

B3セルには文字列が挿入されているので、結果が「FALSE」として返りました。注意点ですが、セルの見た目が空白であっても対象セルに数式が入力されている場合は結果が「FALSE」となる点に気をつけましょう。

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」から「=ISBLANK(C4)」と入力して「書式」から水色を選択して「OK」をクリック
ちなみに、条件付き書式を使用して空白セルに色を塗るといったことも可能です。画像の例ではホームタブのリボンメニューより「条件付き書式」→「新しいルール」から新しい書式ルールダイアログボックスを開き、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」から「=ISBLANK(C4)」と入力して「書式」から水色を選択して「OK」をクリックしています。これで、セルが空白の場合に水色で塗りつぶしを行っています。

以上が、ISBLANK関数の基本的な使い方の説明となります。


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