Windows10でメモリチェック(メモリ診断)をする方法をご紹介!

Windows10でメモリチェック(メモリ診断)をする方法をご紹介!

お使いのWindows10パソコンで不具合が起きたりブルースクリーンが発生してしまったら、メモリチェック(メモリ診断)を行い異常がないかどうか確認してみましょう。この記事では、Windows10でメモリチェック(メモリ診断)をする方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10でメモリチェック(メモリ診断)をする
  2. Windows10でメモリチェック(メモリ診断)をする方法

Windows10でメモリチェック(メモリ診断)をする

ブルースクリーン

Windows10のパソコンを使っていて、不具合を多く見かけるようになったりブルースクリーンが発生するようになった時は、メモリチェック(メモリ診断)を行ってみましょう。

なぜメモリチェックを行うのかというと、メモリに問題があることで不具合が発生している可能性が考えられるからです。

メモリ診断を行うことで、不具合の原因がメモリなのかどうなのか特定しやすくなりますよ。

Windows10でメモリチェック(メモリ診断)をする方法

Windowsメモリ診断でメモリチェックを行う方法

Windowsにはデフォルトでメモリ診断を行うことのできる「Windowsメモリ診断」ツールが搭載されており、Windows10にももちろん搭載されています。

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」からWindows管理ツールフォルダを展開して中にある「Windowsメモリ診断」をクリック
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」からWindows管理ツールフォルダを展開して中にある「Windowsメモリ診断」をクリックしましょう。
Windowsメモリ診断ウィンドウ
Windowsメモリ診断ウィンドウが開きます。「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」をクリックすることで、パソコンが再起動してメモリ診断が行われます。もし作業中などパソコンの使用中であるなら「次回のコンピューター起動時に問題の有無を確認する」をクリックしましょう。
Windowsメモリ診断ツール
パソコンが再起動すると、Windowsメモリ診断ツールが立ち上がります。画像のような画面が表示され、テストの実行状態が表示されます。メモリ診断は数分から十数分程度の時間がかかり、診断が完了するとパソコンが再起動します。

再起動後のパソコンは通常起動なので、デスクトップ画面が表示されてメモリ診断の結果が表示されるまで待ちましょう。

「メモリエラーは検出されませんでした。」と表示

デスクトップ画面右下にメモリ診断の結果が通知で表示されます。問題がなければ画像のように「メモリエラーは検出されませんでした。」と表示されます。

もしメモリ診断でエラーが検出された場合、「コンピューターにメモリの問題があります」と表示されます。これでメモリに異常があることが分かります。

Memtest86+を使ってメモリチェックを行う方法

Windowsのメモリ診断ツールでは、メモリに異常があることは分かっても詳しい情報まで確認することはできないので、詳しくエラーを確認したい場合はフリーソフトなどを使って確認する必要があります。

今回はメモリの動作をチェックするのに人気のフリーソフト「Memtest86+」を使ってメモリチェックを行う方法を紹介します。なお、今回紹介するMemtest86+を使ってのメモリチェックにはUSBメモリが必要となります。Memtest86+のファイル容量は250MB未満なので、現行のUSBメモリなら特に容量を気にする必要はないでしょう。

Memtest86+のサイト
下記リンク先はMemtest86+のサイトです。移動したらページの真ん中あたりにある「Dowload」項目の「Download - Auto-installer for USB Key (Win 9x/2k/xp/7)」をクリックしてダウンロードしましょう。
Memtest86+ - Advanced Memory Diagnostic Tool

ダウンロードしたzipファイルを解凍したら「Memtest86+ USB Installer.exe」を開きましょう。

Memtest86+のセットアップ画面
Memtest86+のセットアップ画面が表示されます。使用許諾契約書が表示されているので「I Agree」をクリックして進みましょう。
USBメモリの場所指定を求められます。「Select your USB Flash Drive」項目をクリックしてUSBメモリのドライブを選択して「Create」ボタンをクリック
USBメモリの場所指定を求められます。「Select your USB Flash Drive」項目をクリックしてUSBメモリのドライブを選択して「Create」ボタンをクリックすることで、USBメモリにMemtest86+のインストールが行われます。。もしUSBメモリのフォーマットを行う場合は「(Recommended) Check this box if you want to format Drive」のチェックボックスをクリックしてオンにしましょう。

USBメモリに作成したMemtest86+を実行しましょう。起動してすぐにメモリテストが行われます。テストがどれくらい進行しているのかは、画面上部の「Pass」で確認することができます。

メモリテストでエラーが検出された場合は画面の下半分にエラー情報が表示され、エラーの起きたメモリアドレスを確認することができます。


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