拡張子「.tta」のファイルの再生方法は?mp3への変換〜再生まで紹介!

拡張子「.tta」のファイルの再生方法は?mp3への変換〜再生まで紹介!

音楽ファイルの拡張子には、一般的に使われている.mp3や.m4aなどのファイル以外にも「.tta」というものが存在しています。この記事では、拡張子「.tta」のファイルの再生方法・mp3への変換方法、変換したファイルの再生までをご紹介しています。


目次[非表示]

  1. 拡張子「.tta」のファイルの再生方法は?
  2. 拡張子「.tta」のファイルの変換方法

拡張子「.tta」のファイルの再生方法は?

現在の音楽ファイルの拡張子と言えば「.mp3」「.m4a」「.flac」などが主流ですね。ですが、音楽ファイルの拡張子はこれら以外にも、様々な拡張子が存在しています。今回ご紹介する「.tta」も数多くある音楽ファイルの拡張子の一つです。

.tta形式のファイルは可逆圧縮なので音声劣化が少なく、高音質で音楽を視聴したいユーザーに好まれていましたが、2019年現在では.tta形式にエンコードするためのソフトウェアを用意するのが面倒で、高音質で音楽を楽しむのであればほとんどのソフトウェアでエンコードできる.flacに成り代わっており、.ttaファイルを扱う事が減っています。

そのため、昔作成した.ttaファイルを再生しようとしてもどうやって再生すればいいのか分からなくなってしまうユーザーも少なくないと思います。

もしパソコン上で.ttaのファイルを再生したいのであれば、フリーの音楽プレイヤー「foobar2000」がおすすめです。下記リンク先の記事でfoobar2000の導入方法をご紹介していますので、参考にしてインストールしてみてくださいね。

リプレイゲイン(ReplayGain)とは?対応しているプレイヤーと設定をご紹介!

音楽プレイヤーから流れる曲の音量がそれぞれ違うというケースでお悩みのユーザーにおすすめなのが「リプレイゲイン(ReplayGain)機能」付きのプレイヤーです。この記事では、リプレイゲイン機能とは・またリプレイゲインに対応しているプレイヤーをご紹介します。

Thumb

インストールが完了したら、下記リンク先ダウンロードサイトから.ttaのプラグインをダウンロードしましょう。リンク先にアクセスして5秒待つと、自動的にプラグインのダウンロードが行われます。

Download TTA Lossless Audio Codec from SourceForge.net
ダウンロードしたフォルダを解凍して「foo_input_tta.dll」ファイルをコピーしたら、foobar2000をインストールしたフォルダを開いて「components」フォルダに貼り付け
ダウンロードしたフォルダを解凍して「foo_input_tta.dll」ファイルをコピーしたら、foobar2000をインストールしたフォルダを開いて「components」フォルダに貼り付ければOKです。
「File」→「Open」から.ttaファイルを開くか、ファイルを直接ドラッグ&ドロップ
あとはfoobar2000を起動したら、「File」→「Open」から.ttaファイルを開くか、ファイルを直接ドラッグ&ドロップすることでプレイリストに登録され、再生できるようになりますよ。

また、.ttaファイルと同梱されている.cueファイルを読み込ませることでトラックリストが読み込まれ、分割されます。

拡張子「.tta」のファイルの変換方法

上記で説明したように、.tta形式のファイルはfoobar2000で簡単に再生することができます。

しかし、mp3プレイヤーやスマートフォンなど他のデバイスで再生したい場合には、.tta形式のままだと取り扱いが難しいですよね。そこで、.tta形式を.mp3形式のファイルに変換してみましょう。

ダウンロードしたフォルダを解凍して、「lame.exe」をfoobar2000がインストールされているフォルダにコピー
下記リンク先サイトから「LAME」をダウンロードします。ダウンロードしたフォルダを解凍して、「lame.exe」をfoobar2000がインストールされているフォルダにコピーしましょう。lame.exeに同梱されている「lame_enc.dll」は必要ではありませんが、余裕があれば一緒にコピーしておくといいでしょう。
RareWares
foobar2000を起動して、.ttaファイル・.cueファイルを読み込ませたら、変換したいトラックを右クリックして「Convert」にマウスカーソルを載せる
続いてfoobar2000を起動して、.ttaファイル・.cueファイルを読み込ませたら、変換したいトラックを右クリックして「Convert」にマウスカーソルを載せましょう。

.cueファイルを読み込ませないとトラック情報が読み込めないため、.ttaファイル内の音楽トラックが分割できずに丸ごと一つのファイルとしてエンコードされてしまいます。必ず.cueファイルを用意しましょう。
サブメニューが表示されるので、「...」をクリック
サブメニューが表示されるので、「...」をクリックしましょう。
コンバーターのセットアップ画面が表示されるので、「出力形式」をクリック
コンバーターのセットアップ画面が表示されるので、「出力形式」をクリックしましょう。
フォーマットの一覧が表示されるので、一覧の下にある「新規追加」ボタンをクリック
フォーマットの一覧が表示されるので、一覧の下にある「新規追加」ボタンをクリックしましょう。
エディットウィンドウが表示されるので、エンコーダーを「MP3(LAME)」に設定して、音質のスライダーを調整してから「OK」をクリッ
エディットウィンドウが表示されるので、エンコーダーを「MP3(LAME)」に設定して、音質のスライダーを調整してから「OK」をクリックしましょう。

※音質は左にスライドすると低品質・右にスライドすると高音質になります。最高320Kbpsまで音質を上げることができます。
「セーブ」をクリック
「出力形式」がMP3(LAME)に変わったことが確認できれば.mp3形式のファイルへの変換準備は完了していますが、このままエンコードに入ると元々使っていたプリセットの設定が変わってしまうので、プリセットを新しく作成する必要があります。「セーブ」をクリックしましょう。
プリセットの保存ウィンドウが表示されるので、「新しいプリセットを作成する」をクリック
プリセットの保存ウィンドウが表示されるので、「新しいプリセットを作成する」をクリックしましょう。

新しいプリセットに「mp3」と名前を付けたら、「Convert」ボタンをクリックすれば.mp3形式の音楽ファイルに変換されますよ。

他の音楽プレイヤーやデバイスに移動して再生
.mp3に変換した音楽ファイルは、そのままfoobar2000に読み込ませて再生することが可能なほか、他の音楽プレイヤーやデバイスに移動して再生させることもできますよ。

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