Google Meetで音声の自動文字起こしをしたい
Google Meet で、音声の文字起こしをしたいと思ったことはありませんか?Google Meetでは音声認識による文字起こし機能が搭載されています。しかし日本のユーザーは現在この機能を有効に活用することができないので、文字起こしをしたい場合は拡張機能を導入する必要があります。この記事では、Google Meetで音声の自動文字起こしをする方法をご紹介していきます。
Google Meetで音声の自動文字起こしをする方法
それでは、Google Meetで音声の自動文字起こしをする方法を説明します。Google Meetのデフォルトの文字起こし機能は画面下部の「字幕をオンにする」ボタンから有効にすることができます。 「字幕をオンにする」が有効になっていると画面下部に字幕を表示するゾーンが展開され、ここに他のユーザーが喋った言葉が字幕として表示されるようになります。
しかし、2021年10月現在においてGoogle Meetの自動文字起こし機能は日本語に対応していません。日本語で喋ろうとしてもローマ字が表示されるか、発音の似ている別の言語で表示されてしまいます。現在対応している言語は英語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・スペイン語などの一部言語に限られているため、日本語の対応は今後のアップデートを待つ必要があります。
日本語で文字起こしを行いたい場合は、株式会社電算システムの提供するGoogle Chrome用拡張機能「こえもじ」を導入しましょう。こえもじを導入することで、Web会議の音声を文字起こししてチャット欄に表示したり、ニコニコ動画のコメントのように入力したチャットが画面上に流れるように表示することも可能です。また、チャットの履歴をダウンロードする機能も付属しています。
こえもじは、下記リンク先のChromeウェブストアからダウンロードすることができます。アクセスしたら、画面右上の「Chromeに追加」ボタンをクリックしましょう。
アドレスバーの下部に「こえもじを追加しますか?」とウィンドウが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックしてインストールを行いましょう。
インストールが完了したら、Google Chromeのウィンドウ右上にある拡張機能パネルからこえもじを開いて「字幕送信」のチェックボックスをオンにして有効にしましょう。
これで、音声入力による文字起こしが行われるようになりますよ。文字起こしされたメッセージはチャット欄に表示されます。チャット欄の右上に表示されているフォルダのボタンをクリックすることで、チャットの履歴を出力して保存することも可能です。
「流れるチャット」を有効にしていると、Web会議の画面上に画像のようにチャットが流れるようになります。チャット欄だけだと見逃しやすいという場合は流れるチャットを使用することで、チャットが視覚的に分かりやすくなりますよ。