Excelで表示される「#NULL! 」の意味とは?
Microsoft Excelで、数式を入力したセルに何故か「#NULL!」エラーが表示されてしまい困ってしまったことはありませんか?#NULL!エラーは、セルの範囲に共通している部分がない場合に表示されるエラー値です。
#NULL!エラーが表示される場合は数式の入力ミスが起きているか、論理積演算子を使用しているのにも関わらず重なっているセル範囲がないというケースが考えられます。そこで、#NULL!エラーが表示されてしまった場合の対処法をご紹介していきます。
Excelで表示される「#NULL! 」の対処法
半角スペースが挿入されているために「セル範囲における共通部分を返す」という動作が行われています。しかし上記の式では共通するセル範囲を指定していませんよね。ですので、共通している部分がないセル範囲を参照しているためにエラーとして#NULL!が表示されてしまうのです。
どうしても#NULL!エラーが起きてしまう場合に、エラーを無理やり非表示にすることも可能です。INDIRECT関数などを使用してセルの範囲を指定する際に#NULL!エラーが発生してしまう場合は、「IF関数」を使用して問題がなければ結果を表示する・#NULL!エラーが起きた場合は何も表示させないよう設定することが可能です。IF関数については下記リンク先の記事にて触れていますので、興味のある方はご覧ください。