Windows11でメモリ解放を行う方法とその手順を紹介!

Windows11でメモリ解放を行う方法とその手順を紹介!

Windows11のパソコンを使用していて、メモリ解放をしたいというシーンは少なくないですよね。メモリ解放を行うツールを導入して、簡単にメモリ解放してみましょう。この記事では、Windows11でメモリ解放を行う方法とその手順をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. Windows11でメモリ解放を行いたい
  2. Windows11でメモリ解放を行う方法とその手順

Windows11でメモリ解放を行いたい

Windows11のパソコンで、一時メモリが溜まってきてPCの動作に影響が出ている際にメモリ解放を行いたいというケースは少なくないですよね。

タスクマネージャーから不要なプロセスを削除するのは面倒なので、一括でメモリ解放を行うことのできるツールを導入して簡単にメモリ解放を行ってみましょう。この記事では、Windows11でメモリ解放を行う方法とその手順をご紹介していきます。

Windows11でメモリ解放を行う方法とその手順

Microsoft PC Managerでメモリ解放を行う方法

Microsoftが提供する「Microsoft PC Manager」を使用することで、メモリ解放を行うことができますよ。こちらのアプリケーションはまだベータ版なので日本語表記にはできない点には注意しましょう。

「Download」ボタンをクリック
まずは下記リンク先のMicrosoft PC Managerの公式サイトにアクセスして。トップページの「Download」ボタンをクリックしてインストーラーをダウンロードしましょう。
Antivirus, Cleanup PC, protection for your computer | Microsoft PC Manager
「I accept End User License and Privacy Agreements」のチェックボックスを有効にしてから「install」ボタンをクリック
ダウンロードした「MSPCManagerSetup.exe」をダブルクリックするとインストーラーが起動するので、「I accept End User License and Privacy Agreements」のチェックボックスを有効にしてから「install」ボタンをクリックしましょう。これで、インストールが行われます。
「Boost」ボタンをクリック
インストールが完了したら「Launch Now」からMicrosoft PC Managerを起動します。ウィンドウの「Tenporary files」に使用している一時メモリの量が表示されています。「Boost」ボタンをクリックすることで、この一時メモリの解放が行われます。
「Performance boosted!」表示
「Performance boosted!」と表示されれば、一時メモリの解放は完了です。画像では、「Tenporary files」が「0KB」になっていることが確認できますね。このように、Microsoft PC Managerなら簡単にメモリ解放を行うことができますよ。

empty.exeを導入してメモリ解放を行う方法

Microsoftの提供している「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」の中には「empty.exe」というファイルがあります。Windows Server 2003用のツールですが、64bit環境のWindows11でも動作させることができますよ。現在はダウンロードページは無くなっていますが、下記リンク先のWeb archiveからダウンロードすることができます。

Download Windows Server 2003 Resource Kit Tools from Official Microsoft Download Center
「Download」ボタンをクリック
「Download」ボタンをクリックして「Windows Server 2003 Resource Kit Tools」をダウンロードしましょう。
ダウンロードした「rktools.exe」ファイル
続いてダウンロードした「rktools.exe」をインストールするのではなく、「7Zip」などのアーカイバを使用して解凍しましょう。
「rktools.msi」を更に解凍する
解凍して作成されたフォルダ内の「rktools.msi」を更に解凍します。作成された「rktools」ファイル内にある「empty.exe」をコピーしましょう。
empty.exeをコピーし「C:¥WINDOWS¥system32」フォルダに貼り付ける
コピーしたempty.exeを、「C:¥WINDOWS¥system32」フォルダに貼り付けましょう。これでempty.exeの設置は完了です。

このempty.exeを実行することでメモリ解放を行うことができますが、毎回system32フォルダにアクセスするのは面倒ですのでempty.exeを実行できるバッチファイルを作成しましょう。

テキストエディタで「@echo off empty.exe *」とコマンドを入力
メモ帳などのテキストエディタを起動して、画像のように2行で「@echo off empty.exe *」とコマンドを入力します。そしてファイル名を「empty.bat」と入力して保存しましょう。
「empty.bat」をクリックして実行
あとは作成した「empty.bat」をクリックして実行するだけで、即座にメモリ解放が行われますよ。

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