シェル共通 DLLとは何か?
Windowsのパソコンを使用していて、ファイルの説明が「Windows シェル共通 DLL」となっていてどういったファイルなのかわからない、という方も少なくないのではないでしょうか。「Windows シェル共通 DLL」とは、「DLL(Dynamic Link Library」ファイルのことを表しています。拡張子は「.dll」です。
パソコンのOSにおいて、「シェル」とは操作を行うユーザーからの操作を受け付けたり各情報を表示するもので、Windowsであればコマンドプロンプトやエクスプローラーなどもシェルになります。Windows シェル共通DLLとは、様々なシェル・アプリケーションが共通して利用するためのプログラムをまとめているものとなっており、Windowsに対応したアプリケーションを開発している開発者にとっては自分でDLLを開発する必要がない・ユーザーとしても特定のプログラムをいちいち用意する必要がない便利なファイルです。
このため、「Windows シェル共通 DLL」ファイルを削除してしまうと一部のプログラムが正常に動作しなくなってしまうため削除しないようにしましょう。もし仮に削除してしまったら、DLLファイルをダウンロードするなどして導入しなければならなくなってしまうため注意しましょう。
また「Windows シェル共通 DLL」ファイルを間違ってプログラムに関連付けしてしまった場合には、レジストリエディターを使用してレジストリから関連付けを削除しましょう。「HKEY_CLASSES_ROOT\.拡張子」・「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FileExts\.拡張子」が対応しています。