SharePointでアクセス許可がありませんとなる場合の対処法!

SharePointでアクセス許可がありませんとなる場合の対処法!

Microsoft SharePointで、サイトやOneDriveにおいて「アクセス許可がありません」と表示されてしまい、困ってしまったことはありませんか?この記事では、SharePointでアクセス許可がありませんとなる場合の対処法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. SharePointのアクセス権限
  2. SharePointでアクセス許可がありませんとなる場合の対処法

SharePointのアクセス権限

Windows SharePointを使用していたら、「アクセス許可がありません」・「ディレクトリ内にユーザーが見つかりません」・「このサイトにアクセスするには、アクセス許可が必要です」と表示されてサイトやコンテンツにアクセスできない状態になってしまったことはありませんか?これは、対象のメンバーのアクセス許可が正常に設定されていないために起こるトラブルです。

「アクセス許可がありません」と表示された場合は、SharePointでそのサイト・コンテンツを管理している管理者に連絡して権限を付与してもらいましょう。この記事では、SharePointでアクセス許可がありませんとなる場合の対処法をご紹介していきます。

SharePointでアクセス許可がありませんとなる場合の対処法

ユーザー アクセスの確認診断を実行してみる

Microsoft 365の管理者は、診断機能を使用して「アクセス許可がありません」と表示される原因となる問題を調べることができます。下記リンクの「テストの実行」をクリックすることでMicrosoft 365 管理センターが開き、SharePointの問題に関する診断が自動的に行われますよ。

テストの実行:SharePoint ユーザー アクセスを確認する

メンバーにアクセス権限を付与する

メンバーにアクセス権限が割り当てられていないことが原因で、「アクセス許可がありません」と表示されるケースも少なくないと思います。この場合は対象のメンバーにアクセス権限を付与することで、アクセスできるようになりますよ。通常のメンバー・ゲストのどちらでもこの方法でアクセス権限を付与することができます。

「サイトのアクセス許可」をクリック
まずはサイトを開き、画面右上の設定ボタンをクリックしてメニューを開きます。「SharePoint」項目の「サイトのアクセス許可」をクリックしましょう。
「高度なアクセス許可の設定」テキストリンクをクリック
サイトのアクセス許可の項目一覧の下のほうにある文章の、「高度なアクセス許可の設定」テキストリンクをクリックしましょう。
「アクセス許可の付与」をクリック
アクセス許可の設定画面が表示されるので、画面上部の「権限」タブをクリックしてリボンメニューの「アクセス許可の付与」をクリックしましょう。
「ユーザーの招待」をクリック→該当メンバーの名前orメールアドレスを入力→「アクセス許可レベルの選択」プルダウンメニューから権限を選択し「共有」ボタンをクリック
「~およびその内容の共有」ウィンドウが表示されるので、左側メニューの「ユーザーの招待」をクリックします。「名前または電子メールアドレスを入力してください」入力欄に該当メンバーの名前orメールアドレスを入力して、オプションを表示させたら「アクセス許可レベルの選択」プルダウンメニューから権限を選択して「共有」ボタンをクリックしましょう。これで、アクセス許可の権限を付与することができますよ。

OneDriveにアクセスしようとした場合

SharePointからOneDriveのサイトにアクセスしようとした際に「アクセス許可がありません」と表示されてしまう場合、「一度ユーザーアカウントを削除したものの、同じユーザー名でアカウントを再作成してOneDriveにアクセスした」というケースに当てはまっていませんか?同じユーザー名を使用するとMicrosoft 365と同期されていないOU(組織単位)とのディレクトリ同期が発生してしまい、この症状が発生してしまう原因となっているわけです。

もし以前のアカウントがある場合はそちらを使用すればいいのですが、削除してしまい以前のアカウントを使用できないという場合はMicrosoftのサポートへ問い合わせ「サポートへのお問い合わせ」→「新しいお問い合わせ」の順に開きます。タイトルと説明は「OneDrive サイトのユーザー ID の不一致」と入力して、チケットが発行されたら「OneDriveサイトのURL」と「ユーザープリンシパル名(UPN)」を入力してチケットを更新しましょう。