SDカード/microSDカードの書き込み禁止を解除する方法をご紹介!

SDカード/microSDカードの書き込み禁止を解除する方法をご紹介!

SDカード・microSDカードにデータを書き込もうとしたら「このディスクは書き込み禁止になっています」と表示されて書き込みが行えなかったことはありませんか?この記事では、SDカード・microSDカードの書き込み禁止を解除する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. SDカード/microSDカードが書き込み禁止でエラーになる
  2. SDカード/microSDカードの書き込み禁止を解除する方法

SDカード/microSDカードが書き込み禁止でエラーになる

SDカード

SDカードやmicroSDカードにデータをコピーするなど書き込みを行おうとした時に「このディスクは書き込み禁止になっています」とエラーが表示されて書き込みが行えないケースがあります。パソコンやスマホ・ゲーム機でSDカード・microSDカード利用しようとして書き込み禁止状態になってしまい困ったことのあるユーザーも少なくないのではないでしょうか。

書き込み禁止

書き込み禁止は、ハードウェアやソフトウェアの仕組みによって起こります。この状態になるとデータの読み込みはできますが、書き込み・削除は行えなくなってしまいます。データを保護したい場合には便利ですが、書き込みを行いたい場合は解除できないと困ってしまいますよね。

今回は「このディスクは書き込み禁止になっています」とエラーが表示されて書き込み禁止になってしまう場合に解除する方法をご紹介していきます。

SDカード/microSDカードの書き込み禁止を解除する方法

それでは、SDカード/microSDカードの書き込み禁止を解除する方法をそれぞれご紹介いたします。

SDカード/microSDカードの空き用慮が十分にあるかどうか確認する

SDカード・microSDカードには容量が定められています。もし空き容量がない場合、容量不足なのでデータの書き込みが行えなくなってしまいます。

この場合は書き込み禁止になっているわけではないので、SDカードの空き容量をAndroidスマホならストレージ・Windowsパソコンならエクスプローラーから確認してみましょう。

もし空き容量が足りない場合は不要なデータを移行したり削除して空き容量を確保しましょう。

SDカード/microSDカードの書き込み禁止スイッチがオンになっているかどうか確認する

SDカードのLOCKと書かれているスイッチ
多くのSDカード・microSDカードアダプターには書き込み禁止スイッチというものが搭載されています。画像のSDカードの「LOCK」と書かれているスイッチをオンにすることでロックがかかり、書き込み禁止になり読み取り専用モードになる仕組みとなっています。

ロックを解除しない限り読み取り専用モードのままとなり書き込み禁止を解除できないので、もしロックスイッチがオンになっている場合はスイッチをオフにして読み取り専用モードを解除しましょう。

カードリーダーの書き込み禁止スイッチがオンになっているかどうか確かめる

カードリーダーの中には、書き込み禁止スイッチが搭載されているタイプのものもあります。もし書き込み禁止スイッチが搭載されているカードリーダーの場合は、スイッチをオフにしておきましょう。

他のメディアにSDカードを挿入してみる

SDカード・microSDカードの書き込みが行えない場合、SDカードに原因があるのか書き込みを行おうとしている機器に原因があるのかを判断する必要があります。

他のメディアにSDカードを挿入して書き込みが行える場合は使おうとしているメディアに問題があると考えられ、もし他のメディアでも書き込みが行えない場合はSDカード側に問題があると考えられます。

他のSDカードを挿入してみる

複数のSDカード

上記「他のメディアにSDカードを挿入してみる」の手順を実行してメディアに問題があると考えられる場合にも、他のSDカードを挿入して書き込みが行えるかどうかを確かめてみましょう。

もし他のSDカードでも書き込みが行えない場合、メディア側に問題があると断定できるでしょう。

SDカードが接触不良を起こしている場合

SDカード

しばらく使っていないSDカードは、接点部分に酸化膜が発生してしまい接触不良を起こしてしまいます。接点とは、画像の金色の部分です。ここでデータの読み取りや書き込みを行います。

酸化膜が発生してしまった場合は、接点を消しゴムで擦って取り除く・鉛筆で擦る・接点回復剤を使うといった方法があります。

鉛筆で酸化膜を除去できるのはどうして?と思う方もいらっしゃると思いますが、鉛筆は導電率が高い黒鉛の塊です。ですので鉛筆で接点を擦るというのは黒鉛を塗っているのと同じことになるわけです。安心して鉛筆で擦ってみてくださいね。

SDカードの寿命が来てしまっている場合

SDカード・microSDカードは消耗品で、データの書き込み・読み込みによってどんどん劣化していきます。

また、SDカードには書き込みの回数に上限があります。もしSDカードの寿命が来てしまっている場合はどうやっても書き込みを行うことができないので、新しいSDカードを用意する必要があります。

SDカードがウイルス感染していないかチェックする

SDカード・microSDカードがウイルスに感染してしまった場合、SDカード内のデータがロックされて書き込みが禁止されている可能性もあります。

この場合は、アンチウイルスソフトでウイルススキャンを行いウイルスを取り除いてしまいましょう。

SDカードを強制フォーマットする

SDカードがウイルスに感染したりカード内のデータが壊れてしまっている場合は、強制フォーマットを行いSDカード内のデータをリセットして再度利用できるようにする必要があります。

「Windowsキー+Rキー」を同時押しして「ファイル名を指定して実行」を呼び出したら、「diskmgmt.msc」と入力して「OK」をクリック
「Windowsキー+Rキー」を同時押しして「ファイル名を指定して実行」を呼び出したら、「diskmgmt.msc」と入力して「OK」をクリックしましょう。
ディスク管理機能
ディスク管理機能が開きます。フォーマットを行いたいSDカードを右クリックして「ディスクを初期化」を選択してフォーマットを行いましょう。

フォーマットが完了したら、SDカードが再び利用できるようになります。

コマンドプロンプトから書き込み禁止を解除する方法

WindowsのパソコンでSDカード・microSDカードの書き込みを行おうとしても、システムの設定によって書き込み禁止になっている場合があります。この場合は、コマンドプロンプトから書き込み禁止を解除することができます。

右クリックメニューの「管理者として実行」をクリックして管理者としてコマンドプロンプトを起動
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」一覧から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」を右クリックしましょう。右クリックメニューの「管理者として実行」をクリックして管理者としてコマンドプロンプトを起動します。
コマンドプロンプトが表示されたら、「diskpart」とコマンドを入力してEnterキー
コマンドプロンプトが表示されたら、「diskpart」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。
「DISKPART>」と表示されるので「list disk」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう

「DISKPART>」と表示されるので「list disk」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。

すると、パソコンに接続されているディスク(ストレージ)の一覧が表示されます。データサイズや空き容量が表示されるので、SDカードの情報と一致しているディスクの番号を覚えておきましょう。

SDカードがディスク1の場合は「select disk 1」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。「ディスク 1 が選択されました。」と表示されたら、続いて「attributes disk clear readonly」と入力してEnterキーを押すことで、「ディスクの属性が正しく消去されました」と表示されて書き込み禁止状態が解除されます。

※SDカードを書き込み禁止に設定したい場合は、「select disk」でSDカードを選択してから「attributes disk set readonly」とコマンドを入力することで書き込み禁止に設定できます。

ポート制御ソフトを使用している場合

企業や研究機関のパソコンでは、USBメモリなどの外部ストレージ接続の際にウイルス感染を防止したり、データ漏洩を防ぐためにポート制御ソフトが導入されていることがあります。

ポート制御ソフトで管理されている場合、SDカード・microSDカードを使用するためにはネットワーク管理者に許可を申請する・パスワードでアクセス制限を解除するといった方法を行う必要があります。

グループポリシーエディタで書き込み禁止を解除する

Windows 10 Proなどの環境では、グループポリシー設定で「書き込みアクセス権の拒否」が有効に設定されているためにSDカード・microSDカードの書き込みが行えなくなっている場合があります。この場合は、書き込みアクセス権の拒否を無効にすることで書き込み禁止を解除することができます。

「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリックすることでローカルグループポリシーエディターを開く
まずは「Windowsキー+Rキー」を同時押しして「ファイル名を指定して実行」を呼び出しましょう。続いて、「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリックすることでローカルグループポリシーエディターを開くことができます。
ローカルグループポリシーエディターが表示されたら、左側のフォルダツリーを「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「システム」の順番に展開し、「リムーバブル記憶域へのアクセス」を表示させましょう。次に「リムーバブル記憶域へのアクセス」の項目一覧から「リムーバブルディスク:書き込みアクセス権の拒否」をダブルクリックして開きます。
左側にあるボタンの中から「無効」をクリックして選択
「リムーバブルディスク:書き込みアクセス権の拒否」の設定が表示されるので、左側にあるボタンの中から「無効」をクリックして選択しましょう。これで書き込みアクセス権の拒否が無効になり、SDカード・microSDカードの書き込み禁止が解除されます。

レジストリを編集して書き込み禁止を解除する方法

Windowsのレジストリを編集して、書き込み禁止を解除する方法があります。

しかし、レジストリはシステムで使われている設定情報が保存されている場所なので、間違った編集を行ってしまうとパソコンの動作がおかしくなることがあるほか、最悪の場合はパソコンが起動しなくなってしまう可能性もあります。

そのため、レジストリの編集を行う前にバックアップを作成し、編集は慎重に行いましょう。

「Windowsキー+Rキー」を同時押しして「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「regedit」と入力して「OK」をクリック
「Windowsキー+Rキー」を同時押しして「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「regedit」と入力して「OK」をクリックしましょう。
ウィンドウ上部のメニューから「ファイル」を開き「エクスポート」をクリック
レジストリエディターが表示されたら、まずはレジストリのバックアップを作成しましょう。

ウィンドウ上部のメニューから「ファイル」を開き「エクスポート」をクリックしましょう。ダイアログが表示されるので、保存先フォルダを選択してファイル名を入力したら「保存」をクリックすればバックアップを作成することができます。
左側のフォルダツリーを「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「CurrentControlSet」→「Control」の順に展開して、Controlフォルダの中にある「StorageDevicePolicies」フォルダを開く
続いて編集に移りましょう。左側のフォルダツリーを「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「CurrentControlSet」→「Control」の順に展開して、Controlフォルダの中にある「StorageDevicePolicies」フォルダを開きましょう。

もし「StorageDevicePolicies」フォルダがない場合は、フォルダを作成しましょう。
「Control」フォルダを選択している状態で、レジストリエディターのウィンドウ上部に表示されているメニューの「編集」をクリックして、「新規」にマウスカーソルを載せると表示されるサブメニューの「キー」をクリック
「Control」フォルダを選択している状態で、レジストリエディターのウィンドウ上部に表示されているメニューの「編集」をクリックして、「新規」にマウスカーソルを載せると表示されるサブメニューの「キー」をクリックしましょう。
「Control」フォルダの中に「新しいキー #1」フォルダが作成
「Control」フォルダの中に「新しいキー #1」フォルダが作成されます。

このフォルダの名前を「StorageDevicePolicies」に変更してEnterキーを押してフォルダ作成を完了させましょう。
「StorageDevicePolicies」フォルダを右クリックして「新規」→「QWORD(64ビット)値」をクリック
次に、「StorageDevicePolicies」フォルダを右クリックして「新規」→「QWORD(64ビット)値」をクリックしましょう。もしお使いのパソコンが32ビットパソコンの場合は「DWORD(32ビット)」を選択してください。
「StorageDevicePolicies」フォルダ内に「新しい値 #1」が作成されます。この値の名前を「WriteProtect」に変更してEnterキーを押す
「StorageDevicePolicies」フォルダ内に「新しい値 #1」が作成されます。この値の名前を「WriteProtect」に変更してEnterキーを押しましょう。
作成した「WriteProtect」をダブルクリックして開くと、値の編集メニューが表示
作成した「WriteProtect」をダブルクリックして開くと、値の編集メニューが表示されます。「値のデータ」の数値を「0」に設定して「OK」をクリックしましょう。

これで、レジストリからSDカード・microSDカードの書き込み禁止を解除することができます。

SDカードへの書き込み権限を設定する

Windowsのユーザーアカウント制御の設定次第では、SDカード・microSDカードへの書き込み権限が付与されておらず書き込み禁止になっていることがあります。

この場合は、書き込み権限を付与しましょう。

SDカードドライブを右クリックして、右クリックメニューの中から「プロパティ」をクリック
SDカードドライブを右クリックして、右クリックメニューの中から「プロパティ」をクリックしましょう。

SDカードのプロパティが表示されたら「セキュリティ」タブの「アクセス許可:Everyone」を確認して、「書き込み」項目に許可のチェックが入っているかどうか確認しましょう。

もし許可のチェックが入っていない場合は、「編集」ボタンをクリックしてください。
アクセス許可一覧が編集できるようになるので、「書き込み」から許可のチェックボックスをクリックしてオン
アクセス許可一覧が編集できるようになるので、「書き込み」から許可のチェックボックスをクリックしてオンにしましょう。

設定したら「OK」をクリックして権限付与を完了させましょう。

これで、書き込み権限を付与することができました。権限がないために書き込み禁止になっている場合はこれで書き込みを行うことができるようになります。