拡張子「.msi」のファイルとは何?exeとの違いを紹介!

拡張子「.msi」のファイルとは何?exeとの違いを紹介!

Windowsのパソコンで実行することのできるファイルの中で、拡張子が「.msi」のファイルとは一体どういったファイルなのかご存知でしょうか?この記事では、拡張子「.msi」ファイルの紹介と、msiファイルとexeファイルの違いを説明しています。


目次[非表示]

  1. 拡張子「.msi」のファイルとは何?
  2. msiとexeの違いは?

拡張子「.msi」のファイルとは何?

Windowsで、拡張子が「.msi」のファイル
Windowsで、拡張子が「.msi」のファイルとは一体何かご存知でしょうか?

このmsiファイルは、Windowsのソフトウェアのインストーラーです。Windows OSではデフォルトでWindows Installerと関連付けられているため、この形式のファイルを起動するとWindows Installerが起動してソフトウェアのインストールを行うことができるようになります。

ちなみに、msiとは「Microsoft Windows Installer」という名前の略称となっています。

msiとexeの違いは?

上記で説明したように、msiファイルはWindows Installerに紐づいたソフトウェアのインストーラーパッケージとなっています。

同じようにインストーラーとして使うファイルには、exeファイルがありますよね。では、msiファイルとexeファイルとの違いは何なのかお分かりでしょうか?

exeファイルは、インストールするソフトウェアのパッケージと圧縮されているパッケージを展開して、Windows上にソフトウェアのコピーを行いシステムにソフトウェアを登録するプログラムをまとめたものです。

一方のmsiファイルもインストーラーであるものの、ソフトウェアの圧縮されているパッケージとレジストリ情報のみをまとめたファイルで、このファイル単体ではインストールを行うことはできません。

インストールを行うには、Windowsの「Microsoft Windows Installer」を実行する必要があります。つまりWindows以外の環境では、msiファイルをインストールすることはできません。

​​​​​​​フリーソフトなどでexeファイルとmsiファイルが用意されている場合、Windows以外の環境でソフトウェアをインストールする場合にexeファイルのインストーラーを用いてファイルをインストールし、Windowsのパソコンであればmsiファイルからインストールを行うという風に覚えておきましょう。


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