$Recycle.Binとは?削除できる?削除・非表示にしたい場合は?

$Recycle.Binとは?削除できる?削除・非表示にしたい場合は?

Windowsのパソコンでドライブフォルダを開くと、「$Recycle.Bin」というフォルダが気になりますよね。この記事では、$Recycle.Binとはどういったフォルダなのか・削除できるのか・非表示にしたい場合の方法についてご紹介しています。


目次[非表示]

  1. $Recycle.Binとは?
  2. $Recycle.Binは削除できる?
  3. $Recycle.Binを削除・非表示にする方法は?

$Recycle.Binとは?

$Recycle.Bin
エクスプローラーで各種ドライブフォルダを開くと、ドライブ内に「$Recycle.Bin」という隠しフォルダが表示されていることがあります。この$Recycle.Binというフォルダは一体どういったフォルダなのか気になっている方もいらっしゃるかと思います。

$Recycle.Binとは、SystemVolume(システムボリューム)フォルダで、ごみ箱の中に入れられたデータを格納しているフォルダとなります。通常、ファイルやフォルダをごみ箱に移動した場合はデスクトップ画面に表示されているごみ箱に移動されているように見えますよね。実際は、ごみ箱に入れたデータはこの$Recycle.Binに移動されるのです。つまり、ごみ箱と$Recycle.Binは連動したフォルダと思っていただければ問題ありません。

ごみ箱の中に入れたフォルダやファイルなどのデータを完全に削除すると、$Recycle.Binに格納されている同じデータが削除されて、完全削除されるという仕組みになっています。ごみ箱からデータを元の場所に戻すという作業も、$Recycle.Bin内からデータを移動しているわけですね。

$Recycle.Binは削除できる?

$Recycle.Binは削除できるのかどうか気になる方もいらっしゃるかと思います。$Recycle.Binはごみ箱の中に入れられたデータを格納するフォルダですが、問題なく削除することができますよ。$Recycle.Binを削除すると、ごみ箱に入れていたデータも一緒に削除されます。

$Recycle.Binを削除・非表示にする方法は?

$Recycle.Binは削除できることを上記項目で説明しましたが、$Recycle.Binを削除後にエクスプローラーを再起動すると元通りに復活してしまいます。ごみ箱内のファイルを格納するフォルダなので、完全削除・フォルダを作らせないということは実質不可能となっています。ただし、$Recycle.Binを非表示にすることができますよ。

エクスプローラーを起動し「ファイル」をクリック→「フォルダーと検索のオプションの変更」をクリック
エクスプローラーを起動したら、ウィンドウ上部の「ファイル」をクリックして開き、メニューの「フォルダーと検索のオプションの変更」をクリックしましょう。
タブ「表示」をクリック→「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックボックスをオンにしてから「OK」をクリック
フォルダーオプションウィンドウが表示されます。上部タブ「表示」をクリックして、詳細設定項目の一番下にある「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックボックスをオンにしてから「OK」をクリックして設定を適用することで、$Recycle.Binを非表示にすることができますよ。

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