YouTubeのカード機能の使い方と利用時の注意点を解説!

YouTubeのカード機能の使い方と利用時の注意点を解説!

YouTubeには動画終了時に表示するカード機能があることを知っているでしょうか?これまで視聴者の行動を誘導するにはアノテーション機能を使うしかありませんでしたが、現在はYouTubeカードも使用可能です。今回はこのカード機能の使い方を紹介します。


目次[非表示]

  1. YouTubeのカード機能とは?
  2. YouTubeのカードの設定方法
  3. YouTubeでカード機能を使う際の注意点

YouTubeのカード機能とは?

Youtubeカード機能はご存知でしょうか?

Youtubeのカードとは、別の動画に誘導するためのリンクカードを配置できる機能で、ファンを逃さない仕組み(アクションの誘導)を作ることができます。

マーケティングではこれをCTA(コールトゥアクション)といいますが、Youtubeではこれまでアノテーション(動画右上に小さく表示するテキスト)が使われてきました。

YouTubeのアノテーション
YouTubeのアノテーションとは簡単に説明すると、動画右上に小さく表示するテキストのことです。

ですが、現在のYoutubeは動画が終了する数十秒前から別の動画のサムネイルを表示して誘導できるようになりました。

YouTube カード
YouTubeで動画を見ていると動画終了直前にこのような動画やチャンネル登録ボタンが表示されますが、これがYouTube カードです。

動画を見終える直前の視聴者に カードなどを表示した終了画面を表して次の行動を誘導することで、他の動画を見てくれたりチャンネル登録者数を増やせたりします。

YouTubeのカードの設定方法

YoutubeカードはYoutubeの動画エディタで行います。アプリ版Youtubeから カードを設定することはできないので注意してください。

まずはYouTube Studioにアクセスしましょう。

Youtubeで自分のアカウントアイコンをクリック→[YouTube Studio]をクリック
Youtubeで自分のアカウントアイコンをクリックしたら表示されるメニューの[YouTube Studio]をクリックするとアクセスできます。
左メニューの[動画]をクリック
次に、左メニューの[動画]をクリックします。

アップロード済みの動画が一覧表示されます。

YouTube カードを使いたい動画にカーソルを合わせて[詳細]アイコンをクリック
この中からYouTube カードを使いたい動画にカーソルを合わせて[詳細]アイコンをクリックします。
左メニューの[エディタ]をクリック
次に、左メニューの[エディタ]をクリックします。
カードを挿入したい再生位置を選択
カードを挿入したい再生位置を選択します。
動画プレビュー画面の左にある要素を選択
動画プレビュー画面の左にある要素を選択します。

こちらの項目から追加するとレイアウトを固定化させやすいのでおすすめです。

挿入するカードを選択して動画プレビュー画面にカードを表示させる
挿入するカードを選択すると、動画プレビュー画面にカードが表示されます。

カードの位置を変更したい場合はカードをクリックしてドラッグすることで移動できます。

購入した直後の動画のカードは「動画:視聴者に適したコンテンツ」となっていますが、自分で動画を指定することも可能です。

動画を指定する場合は、カードをクリックしてください。クリックすると動画要素が表示されます。

表示された動画要素の「特定の動画の選択」をクリック
表示された動画要素の「特定の動画の選択」をクリックします。

クリックするとアップロード済み動画が一覧表示されるので、YouTube カードとして表示したい動画を選びましょう。

自分のチャンネル以外の動画をカードに指定する
また、自分のチャンネル以外の動画もカードに指定することができます。サブチャンネルを持っている場合など複数チャンネル管理している場合はその動画を検索してカードに設定すると良いでしょう。
カードに指定した動画のサムネイルや再生時間の表示
挿入が完了するとカードに指定した動画のサムネイルや再生時間などが表示されます。
画面右上の[保存]をクリック
最後に画面右上の[保存]を押したら設定完了です。

最後にYoutubeカードを設定した動画を再生し、カードが表示されるところまで再生位置を移動させましょう。

 YouTube カードの表示
すると、先ほど設定した YouTube カードが表示されるはずです。

うまく表示されない場合はカードを表示する再生位置を間違えているので再確認しておいてください。Youtubeカードは、使いこなすと固定ファンを掴みとったり再生数を増やし安くなるので有効活用するようにしましょう。

YouTubeでカード機能を使う際の注意点

Youtubeカード機能は便利ですがいくつか注意すべきポイントがあります。

アスペクト比は16:9か4:3にする

YouTube カードを使用したい場合、動画のアスペクト比は16:9か4:3にしておきましょう。

「サポートされていないアスペクト比が動画で使用されています」の画面
これ以外のアスペクト比だと YouTube カードを挿入できないことがあります。

特に縦長動画だとYoutubeカードを挿入できない可能性が高いので、Youtubeカードを使いたいのであれば一般的なアスペクト比(16:9か4:3)で動画を作成して投稿しましょう。

あまり長時間表示させない

Youtubeカードは表示を開始する時間や表示時間を設定することができますが、できるだけ長時間表示させないようにしましょう。

Youtubeカードは動画に上に重なる形で表示されるため、Youtubeカードの影響で動画を満足に見ることができず、不満を抱えて低評価を押されてしまう可能性があります。

ですので、終了直前の5秒~10秒前から終了まで表示する程度にとどめておきましょう。

アンケートカードは廃止された

Youtubeのカードはアンケートカードもありましたが、2020年6月10日に廃止されました。

動画視聴中にアンケートを撮れる機能として重宝してる人もいましたが、使えなくなりましたので、覚えておきましょう。


関連記事