論文に参考文献の記載は必須
論文を執筆する際に、参考にした書籍などの出典情報はかならず必要になります。大学生であれば一部の例外を除いて、ほとんどの場合、卒論を書く機会がやってきますよね。今のうちに参考文献・引用文献の書き方を覚えておきましょう。
この記事では、Wordで参考文献・引用文献のリストを作る方法をご紹介していきます。
Wordで参考文献のリストを作成する方法
それでは、Wordで参考文献のリストを作成する方法を説明します。
Wordで参考文献のリストを作成するには、ウィンドウ上部「参考資料」タブをクリックして開き、リボンメニューの「引用文献と文献目録」項目の「資料文献の管理」をクリックしましょう。※「資料文献の管理」の下にある「スタイル」のプルダウンメニューが「APA」になっていない場合は、クリックして「APA」に変更しましょう。
「資料文献の管理」ウィンドウが表示されるので、ウィンドウ中央のボタン一覧から「作成」をクリックしましょう。
「資料文献の作成」ウィンドウが表示されます。「資料文献の種類」のプルダウンメニューから資料文献を選択することができるので、「書籍」や「論文/レポート」など文献の種類を選択しましょう。続いて、「著者」・「タイトル」・「年(発行年)」・「市区町村」・「発行元」の入力欄にそれぞれのデータを入力しましょう。入力が完了したら「OK」をクリックしましょう。また、「タグ名」に番号を割り振って管理しやすくするのも便利ですよ。
これで資料文献が登録されました。この方法で、使用する資料文献を追加していきましょう。
実際に登録した資料文献を使用するには、引用文献を挿入したい場所にカーソルを置いた状態で「引用文献の挿入」ボタンをクリックしましょう。
登録した引用文献が表示されるので、使用するものをクリックしましょう。
これで、引用文献を挿入することができました。
引用文献を複数使用する場合は、「文献目録」から参考文献一覧を作成することができますよ。「文献目録」をクリックしましょう。
「組み込み」メニューが表示されるので、「引用文献」・「参照文献」・「文献目録」の中から使用するものをクリックして選択しましょう。これらの違いはタイトルだけで書式は同じになっていますが、記述に合わせたものを使用しましょう。
文献目録は、画像のような形で挿入されます。もし文献の登録が面倒であれば、そのまま手入力してしまうというのもアリです。手入力の場合は、書式に注意して入力しましょう。