「Ophcrack」の導入方法と使い方をご紹介!

「Ophcrack」の導入方法と使い方をご紹介!

Windowsのパソコンでログイン時にログインパスワードを忘れてしまった時は、パスワード解析ソフト「Ophcrack」を使用することでログインパスワードを解析することができますよ。この記事では、「Ophcrack」の導入方法と使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. 「Ophcrack」とは?
  2. 「Ophcrack」の導入方法と使い方

「Ophcrack」とは?

Windowsのパソコンで、ログイン時にパスワードを忘れてしまいログインできなくなってしまったことはありませんか?こういったケースには、フリーのパスワード解析ソフト「Ophcrack」を使用することでログインパスワードの解析を行ってみましょう。

この記事では、「Ophcrack」の導入方法と使い方をご紹介していきます。

「Ophcrack」の導入方法と使い方

「ophcrack Vista/7 LiveCD」のダウンロードボタンをクリック
それでは、Ophcrackの導入方法と使い方を説明します。まずは下記リンク先のOphcrack公式サイトにアクセスして、「ophcrack Vista/7 LiveCD」のダウンロードボタンをクリックしてISOファイルをダウンロードしましょう。
Ophcrack
更に、下記リンクからパスワードの解析を行うために必要になるTablesファイルのダウンロードを行います。「Vista free」のダウンロードボタンをクリックしてTablesファイルをダウンロードしましょう。
Ophcrack
「ophcrack-vista-livecd-3.6.0.iso」と「tables_vista_free.zip」のアイコン
ダウンロードしたファイルのうち、「ophcrack-vista-livecd-3.6.0.iso」はISO書き込みツールを使用してDVDかUSBメモリに書き込みを行います。「tables_vista_free.zip」は解凍を行い、中身をUSBメモリにコピーしましょう。

あとは、パソコンの起動時にDVDとUSBメモリ(USBメモリに書き込みを行った場合はUSBメモリのみでOK)を差しておきます。ログイン画面でOphcrackが起動するので、画面の左下に表示されている「Application」→「System Tools」→「Mount devices」の順に開き、パスワード入力画面に「root」と入力して「OK」をクリックしましょう。

ドライブの選択画面が表示されたら、OSがインストールされているドライブを選択して「Mount」ボタンをクリックしましょう。次に画面左上に表示されている「Lancher」を開いて表示される黒いウィンドウの「OK」をクリックします。ここでパスワード解析が行われますが、Tableフォルダがないため解析エラーが起きます。「Table」→「Install」→「Media」から「Tables」ファイルを選択しましょう。この状態で「Crack」をクリックすればログインパスワードの解析が行われます。

筆者の環境では、英語と数字を合わせて8桁ほどのパスワードを設定したみたところ、1分もかからずにパスワードの解析が完了しました。倍の16桁にした場合はさすがに文字数が多いからか解析できないようでした。以上のことから、簡単なパスワードであればOphcrackで解析してログインできるようになりますが、パスワードの桁数が多い場合は保証できないといった形になります。


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