GPartedの導入方法と使い方をご紹介!

GPartedの導入方法と使い方をご紹介!

パーティション変更ソフト・GPartedをご存知でしょうか?パーティションに操作を加えたい場合におすすめのフリーソフトです。Windowsのデフォルト機能よりも操作が便利ですよ。この記事では、GPartedの導入方法と使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. GPartedとは?
  2. GPartedで出来ること
  3. GPartedの導入方法
  4. GPartedの使い方

GPartedとは?

GParted起動画面
パーティション変更ソフト「GParted」をご存知でしょうか?Linux用のソフトですが、Windows上でも起動させることが可能です。パーティションの作成や変更はWindowsの「ディスクの管理」からも可能ですが、それより使い勝手がいいですよ。

この記事では、GPartedの導入方法と使い方をご紹介していきます。

GPartedで出来ること

GPartedでは、ストレージ内のデータを保持したままパーティションの作成や変更を行うことが可能です。パーティションに変更を加える際にデータをバックアップする必要がない、という点で優れているソフトです。

GPartedの導入方法

拡張子が「.iso」になっているファイルのダウンロードリンクをクリック
それでは、GPartedの導入方法を説明します。まずはGPartedの起動ディスクを作成する必要があるので、下記リンク先の公式サイトにアクセスしてGParted Live CDをダウンロードしましょう。

ダウンロードページの「Stable Releases」から、拡張子が「.iso」になっているファイルをダウンロードします。「i686」は32ビット・「amd64」は64ビットなので、自分のパソコンのビット数に対応しているものをダウンロードしましょう。

※USBメモリがある場合には「Stable directory」もおすすめです。ダウンロードしたzipファイルを解凍してすべてのファイルをUSBメモリにコピーして、「makeboot.bat」からGpartedを起動することができます。

GParted -- Download

ダウンロードが完了したら、.isoファイルをライティングソフトを使用してCDに焼きましょう。ライティングソフトを導入していない場合は、下記リンク先の記事にてライティングソフト「BurnAware Free」の導入方法と使い方をご紹介していますので併せてご覧ください。

「BurnAware Free」の導入方法や使い方、日本語化の方法など徹底解説!

CDやDVDに様々なデータを書き込むことができるディスク書き込みソフト「BurnAware Free」。今回はBurnAware Freeの導入・インストール方法やインストール時の注意点、書き込みやISOファイル生成などの使い方まで詳しく解説していきます。

Thumb

Gpartedはそのままでは起動しないので、光学ドライブ内にCDを入れた状態でパソコンを一度終了します。パソコンを起動すると「Gnome Partition Editor」メニューが表示されるので、「Gparted Live(Default Settings)」を選択しEnterキーを押して進みます。キーマップ選択画面が表示されたら「Don't touch keymap」をEnterキーで選択します。言語の選択画面が表示されたら、日本語は「Japan:15」となっているので「15」と入力してEnterキーを押すことで言語が日本語に設定されます。あとは起動モード画面でEnterキーを押すことでGpartedが起動します。

GPartedの使い方

Gparted初期画面
Gpartedの使い方を説明します。まずは操作したいパーティションを選択して、ウィンドウ上部の「新規」・「削除」・「リサイズ/移動」から実行したい項目をクリックしましょう。

「リサイズ/移動」の場合はパーティションのリサイズウィンドウが表示されるので、「前側の空き領域」・「変更後の容量」・「後側の空き領域」を設定して「リサイズ/移動」をクリックすることでパーティションのリサイズ・移動を行うことができますよ。新規パーティションを作成したい場合は未割り当て領域を選択してから同じように各領域の数値を設定すればOKです。あとは「ファイルシステム」を「ntfs」に変更して「追加」をクリックすることで、新規パーティションが作成されます。ファイルシステムを変更しないとWindowsで使用できないので注意しましょう。

 

これらの操作が完了したら、「適用」ボタンをクリックすることで実際の作業が行われます。


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