Wordでワイルドカードを使った置換を行いたい
Microsoft Wordでは文章内で「置換」機能を使用して文字の置き換えを行うことができますが、ワイルドカード(正規表現)を使った置換を行いたいと思ったことはありませんか?Wordでも、ワイルドカードを使用することができますよ。
Wordでワイルドカードを使用するには、置換のオプションからワイルドカードを使用できるように設定する必要があり、デフォルトの状態ではワイルドカードとして機能しないという点に注意しましょう。この記事では、Wordでワイルドカードを使った置換を行う方法をご紹介していきます。
Wordでワイルドカードを使った置換を行う方法
それでは、Wordでワイルドカードを使った置換を行う方法を説明します。通常の文字の置換方法については下記リンク先の記事にて説明していますので、併せてご覧ください。
- ?:任意の1文字。「約?回」
- *(アスタリスク):任意の0文字以上の文字列を検索する。「約*回」
- [ - ]:範囲の任意の1文字。「[a-z]」
- []:指定した文字のいずれか1文字。「wom[ae]n」
- <:単語の先頭の文字を指定して検索する。「<good」
- >:単語の末尾の文字を指定して検索する。「end>」
- @:@の直前の文字が1文字・または複数連続している文字を検索する。「go@d」
- [!]:~以外の1文字を検索する。「!0-9」
- {数字}:直前の文字が~個ある単語の検索を行う。「go{2}d」
- {数字,}:直前の文字が~個以上ある単語の検索を行う。「go{3,}d」
- {数字,数字}:直前の文字がa個~b個まである単語の検索を行う。「go{2,5}d」
- ():ワイルドカードを囲むことで1つの塊(式)として扱うことができる。