スプレッドシートの内容を自動削除する方法を紹介!

スプレッドシートの内容を自動削除する方法を紹介!

Googleスプレッドシートを使用していて、シートの内容を自動削除したいと思ったことはありませんか?スクリプトを組むことで、セル範囲を指定して自動削除を行わせることができますよ。この記事では、スプレッドシートの内容を自動削除する方法をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートの内容を自動削除する方法

スプレッドシートの内容を自動削除する方法

Googleスプレッドシートを使用していて、シートの内容を自動削除したいと思ったことはありませんか?例えば毎日データを出力しているシートがあるとして、ログが溜まっていくと削除するのにも一苦労ですよね。そこで、シートの内容を指定して自動で削除させてみましょう。この記事では、スプレッドシートの内容を自動削除する方法をご紹介していきます。

「拡張機能」をクリック→「Apps Script」をクリック
スプレッドシートを自動削除するには、「GAS(Google Apps Script)」を使用します。スプレッドシートを起動したら、画面上部の「拡張機能」をクリックしてメニューを開き「Apps Script」をクリックしましょう。

スクリプトエディタが起動したら、下記のサンプルを例としてスクリプトを組みましょう。今回のケースではセルのクリアを行うことができる「ClearContent関数」を使用して、自動削除を行います。

function clearlist() {
 
 //sheetを取得する
 var sheet = SpreadsheetApp.getActive().getSheetByName('シート名');
 // シートの A:D のセル範囲を取得
 var range = sheet.getRange("XX:XX");
 // そのセル範囲にある値をクリアする
 range.clearContent();
}
// 取得するシートのURL
var spreadSheetUrl = 'https://docs.google.com/spreadsheets/d/XXXXXXX'
// 取得するシート名
var sheetName = 'XXXXX'
// レンジ
var columnRenge = 'XX:XX'

function clearlist() {
  //シートをURLにより指定
  var spreadsheetAll = SpreadsheetApp.openByUrl(spreadSheetUrl);
  //シートの取得
  var sheet = spreadsheetAll.getSheetByName(sheetName)
  //レンジの取得
  var range = sheet.getRange(columnRenge);

  // そのセル範囲にある値をクリア
  range.clearContent();
}
「イベントのソースを選択」で削除する間隔を指定し「時間ベースのトリガーのタイプを選択」から「日付ペースのタイマー」を選択→「時間を選択」で実行させる時間帯を選択し、「保存」をクリック
あとは左側メニューの「トリガー」をクリックして、「トリガーを追加」からトリガーの作成を行います。「イベントのソースを選択」で削除する間隔を指定します。画像例では「時間主導型」を指定しています。続いて「時間ベースのトリガーのタイプを選択」から「日付ペースのタイマー」を選択し、「時間を選択」で実行させる時間帯を選択します。あとは「保存」をクリックしてトリガーを作成しましょう。

あとは保存することで、指定した時刻にスクリプトが動作してシート指定したセル範囲を自動的に削除してくれますよ。以上が、スプレッドシートの内容を自動削除する方法の説明となります。


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