Windows10のクリップボードが拡張!
Windowsのパソコンでテキストを選択してコピーしたり、画像のコピーをすると「クリップボード」に保存され、そこから別のアプリケーションなどにコピーしたデータを貼り付けることができます。クリップボード内の保存データは一時的なもので、他のテキストや画像をコピーすると前のデータは消えてしまいます。
Windows Vistaと7では、このクリップボードに何が保存されているのかを表示させたりクリップボードの履歴を確認することはできませんでした。
ですが、Windows10のパソコンでは2018年11月4日に配信された「Windows 10 October 2018 Update」を適用することでこのクリップボードの機能が拡張されました。今回の記事では、クリップボードの拡張によって追加された機能の使い方をご紹介します。
拡張された機能を有効にする
履歴機能
クリップボードの履歴機能を使うと、クリップボードの履歴からデータを引っ張ってくることができるようになります。
データのクリアは設定画面のクリップボード項目の「クリア」ボタンからも行うことができます。
クリップボードの履歴でピン留めしたデータは、パソコンをシャットダウンしても保持されています。よく使うデータをピン留めしておくとすぐに使うことができるのでおすすめですよ。
クラウドクリップボード
クラウドクリップボード機能は、簡単に説明すると同期機能です。
同じMicrosoftアカウントでログインしているパソコンやタブレットなどのデバイスでクリップボードが同期されます。これによってパソコンでURLをコピーして、タブレットでクリップボードを開いてブラウザに貼り付けてアクセスするといったことが行えるなど、複数のデバイスを使っている場合とても便利な機能なのでおすすめです。
まとめ
Windows10のクリップボードの履歴&同期機能を知っておくと超絶便利!いかがでしたでしょうか。
Windows10のクリップボードに追加された履歴機能や同期機能を使うことで、パソコン操作が捗るようになりますよ。記事を参考にして、クリップボードをどんどん使ってみてくださいね。