Windows10のPCの性能をテストしたい
Windows10のパソコンを使っていて、「自分のパソコンの性能はどのくらいなのだろう」と、パフォーマンスが気になったことはありませんか?パソコンの性能を図るツールといえば各種ベンチマークテスト用ツールですが、それらのツールを導入するのは結構面倒くさいですよね。
ですが、Windows10にはWinSATというシステム評価ツールがデフォルトでインストールされており、WinSATで性能テストすることで簡単に自分のパソコンのパフォーマンスを確認することができます。
この記事では、Windows10のパソコンのパフォーマンスを測定する方法をご紹介していきます。
WinSATでパフォーマンス測定方法
WinSATとは?
Windows10では、デフォルトでWinSAT(Windows システム評価ツール)というツールがインストールされています。特にベンチマークソフトなどを導入しなくても、WinSATを起動することで自分のパソコンの性能テストを行い、パフォーマンスを確認することができますよ。それでは、WinSATの使い方を説明します。
WinSATの起動・測定方法
WinSATの起動を行う前に、他のプログラムを終了しておきましょう。できるだけプログラムを動かしていない状態でテストすることで、正確な性能測定を行うことができます。
測定が完了するとWinSATのウィンドウが自動で閉じるので、閉じたことを確認してから再度Windows PowerShellを操作します。
※D3DScore(3Dグラフィック描画のスコア)はWindows10では計測することができず、必ず9.9と表示されます。
WinSATのスコアの目安
WinSATに表示される各種スコアの目安は以下のようになっています。※Windows7時代の説明
- 1.0~1.9:ビジネス用途のアプリケーション・インターネット・メールアプリなどの目的であれば問題なく使える
- 2.0~2.9:1.0~1.9の用途を、更に快適に利用することができる
- 3.0~3.9:Windowsのほとんどの機能を利用することができる
- 4.0~5.9:デュアルディスプレイや高画質の動画再生が可能
- 6.0~7.9:高画質動画の録画や、ゲームなどのアプリケーションを高解像度で動作させることができる
上記構成では、各種スコアの平均値が9.0という結果が出ています。一番低いスコアのハードディスクが8.2なので基本スコアは8.2になりました。2019年においてはミドルスペックのパソコンですが、WinSATによる評価値は高めなので安心しました。
まとめ
Windows10のパフォーマンスを測定する方法!【テスト/性能/目安】、いかがでしたでしょうか。
Windows10のパソコンを使っていて、どれくらいの性能なのか気になることがあると思います。そんな時には性能テストを行ってみましょう。Windows10では、デフォルトで「WinSAT」というシステム評価ツールがインストールされているので、ベンチマークテストソフトを用意しなくても簡単に測定を行うことができますよ。
測定の方法は記事内でご紹介していますので、ぜひお試しください。