Windows10で「Windowsの準備をしています」が終わらない場合の対処法!

Windows10で「Windowsの準備をしています」が終わらない場合の対処法!

Windows10の起動時に「Windowsの準備をしています」と表示されるものの、なかなか終わらないというケースが発生することがあります。この記事では、Windows10で「Windowsの準備をしています」が終わらない場合の対処法についてご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10で「Windowsの準備をしています」の目安の時間は?
  2. Windows10で「Windowsの準備をしています」が終わらない場合の対処法

Windows10で「Windowsの準備をしています」の目安の時間は?

Windows10のパソコンを終了・再起動した時に、「Windowsの準備をしています。コンピューターの電源を切らないでください」という画面が表示されるものの、なかなか作業が進まないように見えるどころか、全く終わらないこともありますよね。

この「Windowsの準備をしています」は一体どういう作業をしているのかと言いますと、Windows Updateの更新を適用しているのです。Windows Updateを適用した時にパソコンの再起動を求められますが、その後にこのWindowsの準備が始まります。

更新プログラムの容量によって時間が変動し、軽いものであれば数十秒~数分以内には終わることがほとんどですが、更新プログラムの容量が大きい場合は数十分も時間がかかってしまうということもあります。

他にも、ハードディスクドライブなどのストレージに不具合があったり空き容量が少ないといった場合には作業スピードが低下してしまいますし、ウイルススキャンをかけている場合にも作業スピードが遅くなります。

この記事では、Windows10のパソコンで「Windowsの準備をしています」が終わらない場合の対処法をご紹介していきます。

Windows10で「Windowsの準備をしています」が終わらない場合の対処法

それでは、Windows10で「Windowsの準備をしています」が終わらない場合の対処法を説明します。

周辺機器を取り外してみる

パソコンにマウス・キーボードといった入力機器や、外付けハードディスク・プリンター・スキャナーなどの周辺機器が接続されている場合は、一旦全て取り外してみましょう。これらの周辺機器が接続されていることによって、作業に遅れが出ている可能性が考えられます。

放置してみる

パソコンのハードディスクランプが点滅しているなど、ちゃんとWindowsの更新作業が行われていると考えられる場合、数時間から1日放置して待つというのも大切です。これで更新作業が行われてパソコンが使用可能になったら、ハードディスクの中身を整理するなどして次回のWindows Updateを行いやすくしておきましょう。

パソコンを強制終了させる

全く「Windowsの準備をしています。コンピューターの電源を切らないでください。」から状態が進まない・終わらない場合は、パソコンを強制終了させてみるのも一つの手です。

ただし、「コンピューターの電源を切らないでください」と表示されている通り、基本的にはパソコンの強制終了はおすすめできるものではありません。この手段を取った場合は何かしらの不具合が発生してしまうリスクを念頭に置いてください。

パソコンを強制終了させるには、パソコンの接続している周辺機器を取り外した状態でパソコンの電源ボタンを、電源が切れるまで長押ししてください。これでパソコンを強制終了させることができます。

スタートアップ修復を行ってみる

Windows10のシステムに不具合が発生していて「Windowsの準備をしています」が終わらない場合は、Windows10の修復機能の1つであるスタートアップ修復を使って改善するかどうか試してみましょう。

Windows10のパソコンで電源ボタンを押して起動し、Windowsロゴが表示された時に電源ボタンを押し続けて強制終了させるなど、連続でパソコンの起動が失敗した時に自動修復機能を呼び出すことができます。画面に「自動修復を準備しています」と表示されたら自動修復の準備とPCの診断が行われるので、自動修復画面の起動まで待ちます。

自動修復画面の「詳細オプション」をクリック→「トラブルシューティング」をクリック
自動修復画面が表示されたら「詳細オプション」をクリックします。オプションの選択画面が表示されるので、「トラブルシューティング」をクリックしましょう。
トラブルシューティングの「詳細オプション」をクリック
トラブルシューティング画面が表示されるので、「詳細オプション」をクリックしましょう。
「スタートアップ修復」をクリック→「こんにちは、(アカウント名)さん」の画面でパスワードを入力して「続行」をクリック
詳細オプションの一覧が表示されるので、「スタートアップ修復」をクリックしましょう。すると「こんにちは、(アカウント名)さん」と表示されるので、パスワードを入力して「続行」をクリックしましょう。

これでスタートアップ修復が開始され、パソコンの診断とディスクエラーの確認が行われ、その後にスタートアップ修復が開始されます。スタートアップ修復は1時間程度の時間がかかるので、空いている時間に行うようにしましょう。スタートアップ修復が完了すると、Windows10が起動します。

システムの復元を行ってみる

システムの復元を行って特定の復元ポイントまで巻き戻してみて、そこから再びWindows Updateを行い正常に更新できるかどうか試してみましょう。

自動修復画面の「詳細オプション」をクリックし「トラブルシューティング」をクリック
上記項目「スタートアップ修復」と同じく、まずはWindows10のパソコンで電源ボタンを押して起動し、Windowsロゴが表示された時に電源ボタンを押し続けて強制終了させるなどの手段を行い自動修復機能を呼び出します。自動修復画面が表示されたら「詳細オプション」をクリックします。オプションの選択画面が表示されるので、「トラブルシューティング」をクリックしましょう。
トラブルシューティング画面の「詳細オプション」をクリック
トラブルシューティング画面が表示されるので、「詳細オプション」をクリックしましょう。
「システムの復元」をクリックし、自分のアカウントを選択してログイン
詳細オプションの一覧が表示されるので、「システムの復元」をクリックしましょう。Windows10にログインするアカウントの選択が求められるので、自分のアカウントを選択してログインします。
「システムファイルと設定の復元」の表示→「次へ」をクリック
「システムファイルと設定の復元」が表示されます。「次へ」をクリックしましょう。
「影響を受けるプログラムの検出」をクリックしてチェック→「次へ」をクリック
「選択したイベントの前の状態にコンピューターを復元します。」と表示されるので、一覧から復元ポイントを選択します。復元ポイントまで戻ることでプログラムに影響が出るので、「影響を受けるプログラムの検出」をクリックして、どういったプログラムが影響を受けるのかチェックしておくことをおすすめします。チェックが完了したら「次へ」をクリックしましょう。
「復元ポイントの確認」の項目で「完了」ボタンをクリック
最後に、「復元ポイントの確認」項目が表示されます。先ほど選んだ復元ポイントが選択されていることを確認したら、「完了」ボタンをクリックすることでシステムの復元が実行され、指定した復元ポイントまでシステムが巻き戻ります。

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