PayPayの安全性や中国との関係とは?セキュリティを強化する方法も紹介!

PayPayの安全性や中国との関係とは?セキュリティを強化する方法も紹介!

PayPayの100億円還元キャンペーン時にクレジットカードの不正利用などセキュリティ関係で悪いニュースがありましたが、実際のところ安全性はどうなっているのでしょうか。今回はPayPayのセキュリティや安全性、中国と関係性などについて詳しく解説していきます。


目次[非表示]

  1. PayPayのセキュリティや安全性は大丈夫?
  2. PayPayのセキュリティ対策について
  3. PayPayのセキュリティ対策を万全にする利用方法

PayPayのセキュリティや安全性は大丈夫?

利用できる店舗が非常に多くて使いやすいQRコード決済アプリ「PayPay」。

とても便利ではありますが、PayPayはセキュリティ安全性はちゃんと確保されているのか気になることがありますよね。

現に、数年前にあったクレジットカード不正利用事件でセキュリティリスクを懸念している方もいるでしょう。そういった過去の不正利用の件などかんたんに紹介していきます。

過去にクレジットカードを不正利用される問題があった

かなり昔、PayPayが話題になり始めたばかりの頃(100億円還元キャンペーンを実施していた頃)に、PayPay経由でクレジットカードを不正利用される問題が多発していました。

これは、PayPay外の他のサービスから流出したクレジットカードが悪用されていたのが原因で、そのとき本人認証なしでクレジットカードを制限なく使えてしまうPayPayが悪用されてしまったことがあります。

詳しくは後述していますが、この問題についてすぐに対処しており、現在はPayPayが悪用されてクレジットカードを不正利用されることはなくなっていて、セキュリティ面の評判も上がっています。

中国のアリババとの関係は?

実はPayPayは中国の超大手企業であるアリババの決済アプリ「Alipay」と業務提携しています。

中国と聞くだけでやばい、不安に感じる方もいるかもしれませんがその心配はありません。あくまで業務提携しただけで、その内容もPayPay加盟店でAlipayが使えるようになるといったものです。

たまにPayPayを開発したのはアリババなのか、中国政府が介入してバックドアを仕掛けて個人情報を盗まれるのかという噂がありますが、PayPayを開発したのは日本企業であるソフトバンクとヤフーであり、そういった危険性などの噂は机上の空論にすぎません。

PayPayのセキュリティ対策について

PayPayは様々なセキュリティ対策が施されています。

PayPayでは一体どのようなセキュリティ対策が行われているのか見ていきましょう。

有効な電話番号を使わないと新規登録できない

PayPayを利用する場合、必ず有効な電話番号を登録する必要があります。また、ログインする際も電話番号宛に発信される認証コードが必要になるため、万が一電話番号とパスワードの情報が流出したとしても不正ログインされて不正決済されてしまう心配はありません。

ただし、逆に考えると認証コードを受け取れる有効な電話番号(SMSを受信できない電話番号)を持っていない方は登録できないため、電話番号がない方にとっては唯一のPayPayのデメリットだったりもします。

クレジットカード使用を制限する本人認証(3Dセキュア)

PayPayは本人認証を済ませていないクレジットカードは月間5000円が支払上限となっています。

そのため、クレジットカード情報が流出してしまっても被害を抑えることができるようになっています。

これは、PayPayでのクレジットカード不正利用があった時期にすぐ対応しており、3Dセキュア実装以降クレジットカード不正利用被害が激減した結果が出ています。

ちなみに万が一不正利用によるクレジットカード被害に遭ったとしてもクレジットカード会社に問い合わせることで補償してもらえるので安心です。

PayPayの本人認証サービスを登録するメリットがすごい!やり方や注意点を解説【3Dセキュア】

PayPayにはクレジットカードの本人認証(3Dセキュア)が用意されてることを知ってるでしょうか?本人認証を行うことでPayPayでクレジットカードがさらに使いやすくなります。今回は本人認証のやり方やメリットを紹介していきます。

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アプリの起動認証

どれだけPayPayのセキュリティが強固でも、常にログイン状態であるスマホ本体を盗まれてアプリを起動されてしまったら不正利用され放題です。

そういった被害を防ぐために指紋認証を有効化でき、指紋認証有効化している状態だと勝手にアプリを起動されて決済されてしまうこともありません。

PayPayのセキュリティ対策を万全にする利用方法

PayPayはそのままでも高いセキュリティを誇りますが、さらにセキュリティを高めるなら自分で個別に設定しなければならない項目がいくつかあります。

端末の認証を有効にする

先ほど紹介した指紋認証の話です。指紋認証が使えるスマホなら端末の認証を有効にしておくべきでしょう。

PayPayアプリ内のアカウントページ
指紋認証の有効化はPayPayアプリ内のアカウントページで行います。
設定項目の中にある[セキュリティ]を選択する
設定項目の中にある[セキュリティ]を選択しましょう。
「端末の認証を有効にする」をオンに切り替える
「端末の認証を有効にする」をオンに切り替えます。
[指紋認証を使用する]をタップ
指紋認証(iPhoneの場合はTouch ID)の有効化について聞かれるので、[指紋認証を使用する]をタップしましょう。
PayPayで指紋認証を有効化する
有効化前に指紋認証を要求されるので認証しましょう。

これでPayPayアプリの起動に指紋認証を要求されるようになり、勝手にスマホを触られてもPayPayが使えないようになります。

PayPayをインストールしていたスマホを落としてしまったときなど、いざというときに役立つほか、指紋認証ならすぐに解除できるので、PayPayが一気に使いにくくなるということはないでしょう。

 


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