PCのファンを制御(コントロール)する方法の選択肢は?
パソコンでは温度調整のためにファンが付いていますが、このファンがあまり回転しなくて熱がこもってしまう・またはファンの回転数が必要以上に高いので回転数を下げる必要があるといったこともあるかと思います。
無駄に回転数が高ければうるさくなってしまいますし、回転数が低すぎてもCPUの温度が高くなってしまうため困りものですよね。そこで、自分でパソコンのファンを制御してみませんか?パソコンのファン制御は、UEFIで設定する・アプリケーションを導入する・ファンコントローラーを導入するといった方法がメジャーになります。この記事では、PCのファンを制御(コントロール)する方法をご紹介していきます。
PCのファンを制御する方法
UEFIからファン制御を行う方法
パソコンを起動してロゴが表示されている間にF2キー(メーカーによって異なる)を連打するとUEFIに移動しますが、このUEFIからファン制御設定が行えます。UEFIごとに表記が異なりますが、「Customize」などの設定系のメニューを開き「CPU Fan」からグラフで設定を行うことができます。
多くのグラフの場合、横がCPUの温度・縦がファンの回転数(パーセント)となっているので、温度ごとにファンの回転数を割り当てましょう。割り当てが完了したら設定を保存して、パソコンを再起動すれば変更が適用されます。
アプリケーションでファン制御を行う方法
マザーボードに付属しているファン制御ソフトがあれば、そちらからファン制御を行うことができます。ただし制御を細く調整することはできないので、細く調整したいのであればフリーソフトのファン制御ソフトを導入してみましょう。当記事では「SpeedFan」の導入方法を說明していきます。まずは下記リンク先のVectorストアにアクセスしましょう。
ファンコントローラーを用いてファン制御を行う方法
ファンコントローラー(ファンコン)を導入して、手動でファンの回転数を制御するという方法もあります。ファンコントローラーの場合は上記2通りの方法と違い手動制御を行うことが可能なので、細かい調整を行うこともできるといった点がメリットになります。
デメリットとしては、ファンコントローラーはパソコンに組み込む必要があるためパソコンパーツの知識がある程度必要であること・ファンコントローラーは数千円程度で販売されているとはいえコストがかかってしまう点です。