マウスが勝手にダブルクリックになる場合の原因と対処法!

マウスが勝手にダブルクリックになる場合の原因と対処法!

マウスを長く使っていると、シングルクリックが勝手にダブルクリックになってしまうなどの問題が起きることがありますよね。この症状が起きると操作に一苦労してしまいます。この記事では、マウスが勝手にダブルクリックになる場合の原因と対処法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. マウスが勝手にダブルクリックになる問題
  2. マウスが勝手にダブルクリックになる場合の原因と対処法

マウスが勝手にダブルクリックになる問題

マウス

パソコンを操作するのに使うマウスで、シングルクリックしているのにも関わらず勝手にダブルクリックになることがあります。

マウスが誤作動してしまうと、ファイルの操作やアプリケーションの操作・インターネットブラウジングにも支障をきたしますよね。

こういったマウスの症状は「チャタリング」と呼ばれるものです。チャタリングが起きると、マウスを2回クリックしなくてもダブルクリックになる・ドラッグしているのにドラッグできていないなどマウスがおかしい状態になってしまいます。

マウスがチャタリングを起こす原因は様々なものが考えられます。この記事では、マウスのシングルクリックが勝手にダブルクリックになる場合の原因と対処法をご紹介していきます。

マウスが勝手にダブルクリックになる場合の原因と対処法

それでは、マウスが勝手にダブルクリックになる場合の原因と対処法を説明します。

マウスの接続を確認してみる

接続にトラブルが発生していることが原因でチャタリングを起こしてしまうこともあります。有線マウスの場合はUSBケーブル・ワイヤレスマウスの場合は受信アダプターを一度取り外して、再度接続してみましょう。

Bluetooth接続の場合は、Bluetoothを一度オフにしてから再度オンにすればOKです。

Windowsでマウスの設定が変わってしまっている場合

Windowsでは、マウスのクリック操作を設定することが可能となっています。もしこの設定が変わっていると、シングルクリックでもダブルクリックと同じ動作を行ってしまうようになります。

まずは、マウスのクリック操作を確認してみましょう。

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリック
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリックします。
コントロールパネルが表示されるので、「デスクトップのカスタマイズ」をクリック
コントロールパネルが表示されるので、「デスクトップのカスタマイズ」をクリックしましょう。
デスクトップのカスタマイズ項目一覧が表示されるので、「シングルクリックまたはダブルクリックの設定」をクリック
デスクトップのカスタマイズ項目一覧が表示されるので、「シングルクリックまたはダブルクリックの設定」をクリックしましょう。
エクスプローラーのオプション
エクスプローラーのオプションが開きます。「全般タブ」のクリック方法項目の「シングルクリックで選択し、ダブルクリックで開く」のボタンがオンになっているかどうか確認しましょう。もしオンになっていなければ、オンにして「OK」をクリックして設定を完了させましょう。

これが「ポイントして選択し、シングルクリックで開く」になっていると選択しているアイコンをクリックするだけで開くため、実質的にダブルクリックしている状態になってしまいます。

マウスドライバーを再インストールする

チャタリングを起こしている場合、マウス本体ではなくマウスドライバーがおかしいということも考えられます。そこで、マウスドライバーを再インストールしてみましょう。

デスクトップ画面で「Windowsキー+Xキー」を同時押ししてアドバンスドメニューを開き、「デバイスマネージャー」をクリック
デスクトップ画面で「Windowsキー+Xキー」を同時押ししてアドバンスドメニューを開き、「デバイスマネージャー」をクリックしましょう。
「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を開き、使用中のマウスドライバーを右クリック
デバイスマネージャーが表示されるので、「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を開き、使用中のマウスドライバーを右クリックします。
右クリックメニューの「デバイスのアンインストール」をクリック
右クリックメニューの「デバイスのアンインストール」をクリックしましょう。これでマウスドライバーのアンインストールが行われます。

マウスドライバーのアンインストールが完了すると、その時点でマウスでの操作が行えなくなります。キーボードのWindowsキーを押してスタートメニューを表示させ、電源メニューから再起動を選択してEnterキーを押せば再起動が行われます。

再起動後に自動的にマウスドライバーが再インストールされますよ。

マウスが帯電している場合

お使いのマウスがワイヤレスマウスの場合、使用しているうちに静電気を溜め込んでいきます。その静電気が原因で誤作動を起こしてしまうこともあります。この場合はマウスの放電を行いましょう。

まずはワイヤレスマウスの電池を取り外して、左クリックと右クリックを10秒間連打してみてください。この連打によってマウス内に溜まっている静電気を放電することができます。放電が完了したら、再度マウスに電池を取り付けて正常に動作するかどうか確認してみましょう。

マウスに問題がある場合(ソフトで対処する)

マウスを長年使っているなどマウス自体にガタが来てしまったためにチャタリングを起こしている場合は、上記で述べた方法では解決できません。ですが、フリーソフトの「マウスチャタリングキャンセラ」を導入することでチャタリングを解決できる可能性があります。

マウスチャタリングキャンセラ
マウスチャタリングキャンセラは、様々な方式でマウス操作に割り込むことで2回のクリックを1回にするなど、チャタリングを疑似的に無効化することができます。マウスチャタリングキャンセラのダウンロードは、下記リンク先のVectorストアにアクセスして「ダウンロードページへ」からダウンロードしましょう。
マウスチャタリングキャンセラの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍して、作成されたフォルダ内の「x64」が64bit版・「x86」が32bit版のマウスチャタリングキャンセラとなります。自分のパソコンのビット数と同じフォルダを開きましょう。

フォルダ内の「ChatteringCanceler.exe」
フォルダ内の「ChatteringCanceler.exe」を起動すると、タスクトレイにマウスチャタリングキャンセラのアイコンが表示されます。これで、チャタリングを無効化してくれるようになりますよ。

チャタリングキャンセラはタスクトレイに常駐するので、起動しているかどうか一目で分かります。

マウスのチャタリング防止に役立つチャタリングキャンセラーの使い方や設定をもっと知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。

マウスのチャタリング防止にはチャタリングキャンセラー!使い方・設定をご紹介

マウスを使っているとドラッグしているはずが何故か途中で解除されるチャタリングが発生することがあります。ですがチャタリングキャンセラーを使うことで改善することができ、非常に便利です。今回はそのマウストラブルを改善できるチャタリングキャンセラーについて紹介します。

Thumb

マウスに問題がある場合(修理・買い替え)

マウス本体が原因でチャタリングを起こしてしまっている場合、マウスの保証期間内であればマウスを修理に出すことが一番です。修理によってチャタリングやそれ以外の異常も直るでしょう。

もし保証期間を過ぎて長年使用しているマウスの場合、修理に出しても費用が発生してしまうので新しいマウスを買いなおしたほうがいいでしょう。新しいマウスを買う場合は、これらのケースを想定して保証期間が長いものを買うことで、再びチャタリングを起こした際も安心できます。

マウスには様々なセンサーの種類があります。買い替えを検討している方は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

どれがおすすめ?マウスのセンサーの種類をご紹介!【レーザーマウス/ブルーLED/不可視レーザー】

マウスのセンサーにはレーザーマウス・ブルーLEDタイプ・IRセンサー式などいくつか種類があります。それぞれ特徴を持っていますが、今回はマウスのセンサーの種類とその特徴をご紹介します。ぜひ自分にあったマウスを選びましょう!

Thumb

関連記事