Androidのスリープ設定を極めよう!設定時間/スリープさせないのは可能?

Androidのスリープ設定を極めよう!設定時間/スリープさせないのは可能?

Androidスマホは一定時間操作していないと画面を消灯する「スリープ」が搭載されています。スリープを活用することで、バッテリーの消耗を抑えることができますよ。今回は、Androidのスリープ設定や設定時間・スリープさせないようにする方法などを説明しています。


目次[非表示]

  1. Androidのスリープ
  2. Androidのスリープ設定
  3. スリープ状態にならない場合は
  4. まとめ

Androidのスリープ

Androidスマホは、一定時間操作を行わなかった場合ディスプレイが消灯します。

このディスプレイの消灯のことを「スリープ」と呼びます。

スマホのバッテリーの消費の原因のほとんどは、ディスプレイの点灯によるものだと言われています。そのため、ディスプレイが点灯したままだとあっという間にバッテリーが尽きてしまいスマホが使えなくなってしまいますね。

そこでスリープ機能が働くことで、自動でディスプレイを消灯してバッテリーの消耗を抑えてくれます。

しかし、アプリを使っていたり動画を見ている最中でも操作が行われなければスリープが働いてディスプレイが消灯されてしまいます。

ほとんどのスマホではデフォルトのスリープ移行の時間は15秒となっており、すぐにスリープしてしまうため動画の再生中にはデメリットになってしまいます。どれくらいの時間でスリープ移行させたいというのは人によりますよね。

そこで、今回の記事ではスリープ設定について紹介していきます。スリープ設定を行えるようになればAndroidスマホをもっと快適に操作できるようになりますよ!

Androidのスリープ設定

それでは、Androidスマホのスリープ設定について説明します。

スリープに入るまでの時間の設定

設定のディスプレイ
スリープモードに入る時間の設定を行うには、設定を開き端末項目の「ディスプレイ」をタップしましょう。
ディスプレイ設定のスリープ
ディスプレイメニューが表示されたら「スリープ」をタップします。
スリープに入るまでの時間を設定
スリープに入るまでの時間を設定することができるようになります。

15秒・30秒・1分・2分・5分・10分・30分の中から設定しましょう。

スリープさせないことはできる?

設定のシステム項目の「端末情報」
機種によってはスリープメニューの時間設定で「(スリープを)使用しない」の利用が可能なものもありますが、基本的には制限時間を設定しなければなりません。ですが、開発者向けオプションを利用してスリープのオン・オフを設定してスリープさせないようにすることも可能です。

設定を開き、システム項目の「端末情報」をタップしましょう。
ソフトウェア情報をタップ
端末情報メニューで、ソフトウェア情報をタップします。
ビルド番号を連打
ソフトウェア情報の「ビルド番号」を見つけたら、タップを連打しましょう。これで開発者向けオプションが表示されるようになります。
Androidの開発者向けオプションとは何か?オン・オフの切り替え方法!

Androidスマホの設定メニューには「開発者向けオプション」というものが存在しています。初期設定では非表示になっているので、知らないユーザーのほうが多い機能です。この記事では、Androidの開発者向けオプションの詳細、オン・オフの切り替えを説明しています。

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システムの開発者向けオプション
設定の「端末情報」付近に「開発者向けオプション」が表示されているのでタップしましょう。
開発者向けオプションを起動
開発者向けオプションメニューが表示されたら、画面上部にあるボタンをタップしてONにします。この時「開発者用の設定を許可しますか?」とウィンドウが表示されるので「OK」をタップすることで開発者向けオプションが起動します。
「スリープモードにしない」ボタンをタップ
ボタンがONになったことを確認したら「スリープモードにしない」ボタンをタップすることでスリープモードのオン・オフを切り替えることができるようになります。

このボタンをオンにしておけば、スリープモードにさせないようにできますよ。

スリープ状態にならない場合は

メールなどの通知や起動しているアプリによってスマホのスリープが解除され、そのままスリープ状態にならなくなる場合があります。気づかないうちにスリープが解除されてディスプレイが点灯したままになってしまうと、バッテリーを大きく消耗してしまうのでこういったトラブルは避けたいですね。

バックグラウンド動作中のアプリ一覧
バックグラウンドでアプリが起動していることが原因でスリープ状態に移行しない場合は、バックグラウンドアプリを停止させましょう。

スマホの画面右下のマルチタスクボタンをタップするとバックグラウンド動作中のアプリ一覧が表示されるので、個別にスワイプして停止させるか右下の停止ボタンで一括停止させましょう。
設定のおやすみモード
おやすみモードが搭載されている機種の場合、これを利用することでおやすみモード中のスリープ状態移行無効を防ぐことができます。設定の「おやすみモード」をタップしましょう。
「おやすみモードを手動で有効にする」をタップ
おやすみモードメニューが表示されたら「おやすみモードを手動で有効にする」をタップしましょう。
おやすみモードの設定ウィンドウ
おやすみモードの設定ウィンドウが開きます。「使用許可リスト」は許可したアプリだけおやすみモード中にも起動するようになる、「アラームのみ」はアラームのみが起動可能に、「サイレント」は全てのアプリの起動を無効化します。
おやすみモードを何時間可動させるか時間を設定して「OK」ボタンをタップ
次に、おやすみモードを何時間可動させるか時間を設定して「OK」ボタンをタップしましょう。

これでおやすみモードに移行します。

これで擬似的にアプリを起動しないようにしてスリープ状態からの復帰とスリープ状態への移行無効を防ぐことができますよ。

まとめ

Androidのスリープ設定を極めよう!設定時間/スリープさせないのは可能?いかがでしたでしょうか。

Androidスマホを一定時間操作しなかった場合に自動的にディスプレイを消灯してくれるスリープは、バッテリーの消耗を抑えてくれるメリットがありますが、動画の再生中などスマホを利用しているけど操作はしないといった場合にはデメリットになってしまいます。

スリープの時間がどれくらいが丁度いいのかは、人によって異なりますね。そこで今回の記事ではスリープ設定について説明いたしました。スリープ設定を覚えることで快適にスマホを扱えるようになるので、ぜひ覚えてみてくださいね。

また、スリープのメリットであるバッテリーの節約ですが、バッテリーの消耗を抑える方法はスリープ以外にも存在しています。下記リンク先の記事でバッテリーの管理・節電アプリについてご紹介していますので、併せてご覧ください。

Androidのおすすめバッテリー管理・節電アプリ8選まとめ!

Androidスマホを使っていると、電池の減りで頭を悩ませることがありますよね。そんな時は、バッテリー管理・節電アプリを導入して電池を節約してみませんか。この記事では、Androidスマホのバッテリー管理・節電アプリを8選ご紹介しています。

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iPhoneのスリープ設定については下記の記事にまとめています。iPhoneをお使いの方はぜひ参考にして下さい。

iPhoneのスリープ(自動ロック)までの時間を設定しよう!スリープさせない事は可能?

iPhoneのスリープまでの時間を設定する方法についてご紹介します。iPhoneは一定時間後に自動でロック状態になります。このロック状態(スリープ)までの時間を好みにあわせて設定しましょう。またスリープさせない設定や低電力モード時のスリープについて解説します。

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