Androidの開発者向けオプションとは?
Androidスマホには、開発者向けオプション(開発者モード)というものが存在しています。
開発者向けという名称の通り、Androidアプリ開発者向けのオプションメニューを開くことができる機能です。
アプリ開発者以外には不要に見えるオプションですが、一部の機能は一般のユーザーにも便利になりえるものがあるのでご紹介します。
Androidの開発者向けオプションをオンにする方法
開発者向けオプションはデフォルトでは非表示になっていますが、ここでは開発者向けオプションをオンにする方法を説明します。
まずは設定メニューを開き、最下部にある「端末情報」をタップしましょう。
端末情報が表示されたら、一覧にある「ソフトウェア情報」をタップします。
ソフトウェア情報が表示されたら「ビルド番号」と表示されている項目でタップを連打しましょう。
端末ごとに回数は異なりますが、連打することで開発者モードがオンになります。
設定メニューに戻ると、端末情報の近くに「開発者向けオプション」が追加されているのが確認できると思います。
開発者向けオプションでは、複数の項目でスマホの動作を変更することが可能となっています。デバッグ用の項目や通信設定・画面表示やシステムについてなど、多くの項目は一般ユーザーには無縁です。ですが、通常用途でも設定することで便利な項目も存在しています。
スリープモードにしない:充電中にスマホがスリープモードにならないようになります。充電中も画面をオンにしておきたい人向け。
タップを表示:タップした場所にエフェクトが表示され、視覚的に分かるようになります。
CPU使用状況を表示:CPUをどれくらい使っているかが分かるようになります。
ウィンドウアニメスケール・トランジションアニメスケール・Animator再生時間スケール:画面の描写に関わる項目です。0.5倍にすることで画面の切り替えやアニメーションが早く感じられるようになります。
Androidの開発者向けオプションをオフにする方法
開発者向けオプションをオフにしたい場合は、設定画面の一番上にあるオン・オフ切り替えボタンをタップしてオフにしましょう。
設定メニューの「開発者向けオプション」の項目自体を削除したい場合は、同じく設定メニューの「アプリ」をタップします。
一覧から「設定」を選び、タップしましょう。
アプリ情報が表示されたら、「ストレージ」をタップします。
ストレージ情報が表示されたら「データを消去」をタップしましょう。これで、設定メニューから開発者向けオプションを消すことができます。