Wordのルーラーの使い方まとめ!【表示/レイアウト揃える/単位/微調整】

Wordのルーラーの使い方まとめ!【表示/レイアウト揃える/単位/微調整】

Wordにはルーラーという上の数字が表示されています。文字や罫線の位置、表の列や行の高さと幅が分かり、ルーラーの使い方で調節もできます。この記事では、Wordのルーラーの使い方を説明し、簡単に文書の体裁を整える方法をご紹介します。


目次[非表示]

  1. Wordのルーラーとは?
  2. Wordのルーラーを表示させる
  3. Wordのルーラーの使い方
  4. ルーラーを活用して文書を体裁を整えましょう

Wordのルーラーとは?

Wordの「ルーラー」とは何のことで、Wordで文書を作成するにあたり、どのような意味があるのでしょうか。

Word上のルーラー
こちらの図の数字のある定規のようなものがルーラーです。

余白と文字の入力位置が、インデントマーカーという砂時計のようなマークで示されています。

Wordの上に表示されている数字のある定規のようなものは、ルーラーというもので、文書作成に役立つ表示や機能がたくさんあります。

  • Wordの文書ではインデント、タブ機能の位置が分かり、調節できます。
  • 表では列や行の幅の表示と調整ができます。
  • 罫線では線の長さの調節に活用できて便利です。


ルーラーで簡単に微調整できることで、綺麗で体裁を整えた文書を簡単に作成でき、とても便利で使えると嬉しい機能です。

この記事では、ルーラーの使い方とその意味についてご紹介しますので、見栄えの良い文書作成を容易にできるのを実感して頂きたいと思います。

Wordのルーラーを表示させる

ルーラーを表示

Wordのルーラーを表示させる方法は、とてもシンプルです。
表示タブの表示グループで、ルーラーにチェックを入れましょう。

Wordのルーラーを表示させる方法
①表示タブをクリックします。
②表示グループのルーラーにチェックマークを入れます。

ルーラーを表示させると文書作成時に助かりますが、表示をさせないで作成、確認したい時もありますよね。

そのように、ルーラーを表示、非表示にする方法は、詳細がこちらで紹介されていますので、ぜひご覧ください。

Wordのルーラーの表示・非表示を切り替え方法をご紹介!

Wordではルーラーと呼ばれる目盛りのついた定規のようなものを水平方向、垂直方向に表示することができます。ルーラーを使うと文書のレイアウトを整えることができ、とても便利です。本記事ではルーラーをWordで表示・非表示させる方法をご紹介します。

Thumb

表示形式の変更

表示形式は、mm単位から文字単位へ変更もできます。

それぞれ、使いやすい方を設定できますが、文字単位ですと文字の表示と統一してインデントなど設定しやすくなり、文書の体裁を整えるのが容易になります。

mm単位で表示されている状態
こちらはmm単位で表示されている状態です。

1文字分(pt)は0.35mmになり、表示では分かりづらいように感じますが、細かいインデントの調整には適しています。

文字単位で表示させた状態
一方、こちらは文字単位で表示させた状態です。

こちらの方が、文字のインデントや余白の設定など、ルーラーを見ながら行いやすくなります。

このように、ルーラーは表示形式を文書作成のその時々に応じて変更できます。
ルーラーの表示形式をより便利な文字単位に変更したい場合、こちらを参考にされてくださいね。

Wordのルーラーの単位を文字単位の表示に変更する方法をご紹介!

Wordの文字入力画面では、上の方に数字が並んでいます。これはルーラーで、左右のインデントがどの位あるのか見る目安となるものです。表示形式は複数ありますが、この記事では、Wordのルーラーの表示単位を㎜単位から文字単位に変更して表示させる方法をご紹介します。

Thumb

Wordのルーラーの使い方

インデントマーカーの特徴

インデントマーカー
インデントマーカーは、砂時計のような形をしたルーラーに表示されているマークです。

マークの上を移動させると、行目の文章の行頭の位置を動かせます。マークの真ん中は、2行目になります。マークの下を動かすと、選択している行頭を全て動かせます。

文字の位置をルーラーで変える

記書きなどで日時などの項目を均等割り付けした場合などに、タブの後の文字頭の位置が合わなくなる時がありますよね。

その時に、文字頭を合わせたい範囲をドラッグして選択し、ルーラーの数字をクリック、そしてまだ合わない文字があるならその上のインデントマーカーを動かして全部を揃えることができます。

また右インデントも同様にできます。
 

一緒に揃えたい行の文字を選択、またはタブキーで空いたスペースの後の文字の頭をクリックしてから、ルーラーの数字をクリック
一緒に揃えたい行の文字を選択、またはタブキーで空いたスペースの後の文字の頭をクリックしてから、ルーラーの数字をクリックします。

あるいはマーカーをドラッグして文字頭の位置を移動させる。

このように、インデントをする時、行頭をクリックまたは範囲を選択して、インデントマーカーを移動させるだけで、1行でも複数行でもインデントを設定できます。

インデントの設定とルーラーの表示

ページレイアウトタブの段落グループでインデントを設定
ページレイアウトタブの段落グループでインデントを設定しても、同様にインデントマーカーは設定された位置に表示されます。

ホームタブのインデントを増やす・減らすでインデントの調整をしても、インデントマーカーが動いて位置が表示されます。

ルーラーをダブルクリックで調節する

「ルーラーをダブルクリック」すると、下の図のようなカギカッコのような表示が出てきます。
このマークを動かすことで、文字の位置を調節できます。

行頭を揃えたい、動かしたい時は左揃えタブを動かせます。
行末を揃えたいなら、右揃えというように表示されるので、それを動かして調節できます。

正確な数値に設定する

ルーラーをクリックするだけでは、文字数で正確な数に合っていないことがあります。8字の位置にしたい場合、ルーラーで8文字にクリックしたつもりでも、7.43字などと細かい数字で合っていない場合も多くあります。

ルーラーの左揃えタブなどのマークをクリックして、ルーラーとリーダータブを表示させます。

タブが何文字になっているのか確認してみましょう。

合わせたい正確な文字数になっていない場合は、一度クリアをしてから、文字数を入力しOK
合わせたい正確な文字数になっていない場合は、一度クリアをしてから、文字数を入力しOKにします。

文字頭が入力した文字数になり、ルーラーも設定したように表示されているのが分かります。

ルーラーを活用して文書を体裁を整えましょう

ルーラーの表示
ルーラーは文書作成時に表示させておくと大変便利です。

余白やインデントの文字数が一目で分かりますし、文書の途中からのインデントにも活用できます。

記書きのような部分にも、活用頻度が多い機能と言えます。

文書全体を綺麗で見やすいものにするため、ぜひルーラーを活用して体裁を整えていきましょう。


関連記事