無料で「mtsファイル」をDVDに焼く方法をご紹介!

無料で「mtsファイル」をDVDに焼く方法をご紹介!

mtsファイルは特定のメーカーのデジタルカメラで撮影した際に作成される動画形式ですが、そのままではDVDに焼くことは難しく、有料のものがほとんどです。そこでこの記事では、無料でmtsファイルをDVDに焼いて作成できる方法を紹介していきます。


目次[非表示]

  1. mtsファイルをDVDに焼きたい
  2. mtsファイルをDVDに焼く方法

mtsファイルをDVDに焼きたい

mtsファイルとは、ソニーやパナソニックのデジタルカメラで撮影したハイビジョン動画で使われる形式の動画ファイルです。

mp4とは違って特殊なアルゴリズムによって道路が圧縮されているほか、ややマイナーな形式であるため対応しているソフトウェアは多くありません。

そんなmtsファイルをDVDに焼いて永久保存版にしたいと考えていませんか?

先ほども言ったように、mtsファイルはmp4とは違って少し特殊なファイルであるため、DVD焼き込みで使われることの多いWindows DVDメーカーやPower2Goではmtsファイルを正しく焼くことができません。

この記事ではmtsファイルをDVDに作成するに役立つフリーソフトとそのやり方を紹介します。

mtsファイルをDVDに焼く方法

最新のWindows10はmtsファイルを含むあらゆるファイルをDVDにカンタンに焼ける機能が用意されています。

ですが、DVD プレーヤーなどほかのデバイスでDVDを再生しようとするとエラーになることがあります。

そのため、さまざまなデバイスで再生できるDVDを作成したい場合、DVD-Video規格で使われるvob形式に変換する必要があります。

その際に便利なのが「iWisoft Free Video Converter」という動画変換用フリーソフトです。

2009年に更新終了しているかなり古いフリーソフトではありますが、未だに現役で使えるくらい機能面が優れています。

「iWisoft Free Video Converter」であればmtsファイルをvob形式に変換してDVDに焼くことができるので、インストールするところから順番に進めていきましょう

準備

まずはiWisoft Free Video Converterのインストーラを入手しに行きます。

以下のダウンロードページにアクセスしてください。

iWisoft Free Video Converter - ダウンロードページ
iWisoft Free Video Converter
アクセス先は英語のページで、どれが正しいダウンロードリンクなのかわからないと思うかもしれませんが、赤枠で囲ったボタンならどちらをクリックしても大丈夫です。

ダウンロードしたらインストーラーを起動しましょう。

インストーラを起動→[はい]を押す
インストーラを起動するとこのような確認メッセージが表示されますが、「これからiWisoft Free Video Converterのインストール準備を始めますがよろしいですか?」という確認なので、気にせず[はい]を押しましょう。
[Next]をクリック
セットアップウィザードが始まったら[Next]をクリックしてください。
インストール先フォルダ設定画面をデフォルトのままで[Next]を押す
インストール先フォルダ設定画面もデフォルトのままで[Next]を押しましょう。
[Next]をクリック
ここもそのまま[Next]で大丈夫です。
[Create a desktop icon]のチェックを外してデスクトップにショートカットを置かない
デスクトップにショートカットを置きたくない場合は[Create a desktop icon]のチェックを外しておきましょう。
インストール設定の確認で[Install]をクリック
最後のインストール設定の確認です。問題なければ[Install]をクリックしましょう。
セットアップウィザードを閉じてiWisoft Free Video Converterを起動
この画面が表示されたらインストール完了です。セットアップウィザードを閉じてiWisoft Free Video Converterを起動しましょう。

焼き込み用に動画形式を変換する

ここからはmtsファイルをmts非対応DVDプレイヤーでも再生できるように、vob形式に変換していきます。

[Add]をクリックしてDVDに焼き込みたいmtsファイルを選択
[Add]をクリックしてDVDに焼き込みたいmtsファイルを選択しましょう。
mtsファイルのリストアップ画面
正常に追加が完了すると、リストアップされます。
変換先の形式をasfからvobに変更
デフォルトのままだと変換先の形式がasfになっているので、これをvobに変更します。赤枠で囲った箇所をクリックしましょう。
DVD, Others」を選択して、「DVD-video Format - NTFC」をクリック
次に、「DVD, Others」を選択して、「DVD-video Format - NTFC」をクリックします。

PAL・SECAMは日本ではあまり使われていない規格であり、同じvob形式でも日本のDVDプレイヤーでは再生できない可能性があるので注意してください。

保存先を分かりやすい所に指定
次に、保存先を分かりやすい所に指定します。

ここで保存先にDVDドライブを選択しないでください。PCがCD・DVDとして認識している場合はエラーになります。

[START]をクリックして、変換を開始
それぞれ設定が完了したら[START]をクリックして、変換を開始します。完了するまでしばらく待ちましょう。
「Open output foloder...」にチェックを入れる
変換中に「Open output foloder...」にチェックを入れておくと、変換完了まで保存先フォルダが自動的に開かれます。一応チェックしておくといいでしょう。

これで焼き込み用vobファイルが完成します。

DVDに焼き込む

ファイルをDVDドライブに直接コピーする
vob形式に変換したら、そのファイルをDVDドライブに直接コピーして、焼き込む準備をします。
メニューのドライブツールを開き、[書き込みを完了する]をクリック
焼き込む準備が完了したら、上部メニューのドライブツールを開き、[書き込みを完了する]をクリックします。
タイトルや書き込み速度を設定して[次へ]を押す
クリックするとディスクのタイトルや書き込み速度を設定する画面が立ち上がるので、それぞれ設定して[次へ]を押しましょう。

これでDVDへの焼き込みが始まります。使用しているDVDドライブの性能によって焼き込み速度が変わりますので、気長に待ちましょう。

「ファイルはディスクへ正しく書き込まれました」の画面
焼き込みが完了すると「ファイルはディスクへ正しく書き込まれました」の画面が表示されます。

それとともにDVDドライブが開きますが、すでに焼き込み終わったDVDが作成されているので、取り出して別のDVDプレイヤーなどに挿入して大丈夫です。

mtsファイルの焼き込みで苦戦している方は一度試してみてくださいね。

 


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