「Assistive Touch」とは?
iPhone、iPadにあるAssistiveTouch(アシスティブタッチ)という機能をご存じですか?AssistiveTouchは、画面に表示されたボタンのアイコンをタップすることで、色々な機能を使うことができます。
物理的にホームボタンやサイドキーを押すわけではないので、ホームボタンやサイドキーが故障しないようにする対策にもなります。
もし故障した時でもAssistiveTouchのアイコンのボタンが代わりの役目をはたしてくれます。
今回はiPhoneが便利になる「Assistive Touch」の使い方やカスタマイズ方法を解説します。
Assistive Touchを設定する方法
まずはAssistive Touchを設定する方法を解説します。
「AssistiveTouch」が開いたら「AssistiveTouch」をオンにします。これで「AssistiveTouch」の設定ができました。
画面にホームボタンの様なボタンが表示されます。
これがAssistive Touchのボタンです。
Assistive Touchのメニューをカスタマイズする
AssistiveTouchは自分が使いやすいようにカスタマイズすることができます。AssistiveTouchをカスタマイズする方法について解説します。
カスタマイズできる機能は下記の通りです。
- Appスイッチャー
- Siri
- SOS
- Spotlight
- アクセシビリティショートカット
- カスタム
- コントロールセンター
- シェイク
- ジェスチャ
- スクリーンショット
- スクロール
- ダブルタップ
- デバイス
- ピンチ
- ホーム
- 押したまま ドラッグ
- 音声コントロール
- 音量を下げる
- 音量を上げる
- 画面の向きをロック
- 画面の読み上げ
- 画面をロック
- 画面を回転
- 解析
- 簡易アクセス
- 再起動
- 消音
- 滞留
- 長押し
- 通知
以上の機能がカスタムできます。自分が使いやすいようにカスタムしてください。
Assistive Touchのカスタムアクションを設定する
AssistiveTouchは最大8個まで設定できますが、多く設定するとすぐに開きたい機能が開きにくいというデメリットもあります。
そんな時に便利なのがカスタムアクションです。
カスタムアクションを設定しておけばそのアクションをするとこで、すぐにAssistiveTouchに登録している機能を使うことができます。
カスタムアクションの設定方法について解説します。
「タッチ」が開いたら「AssistiveTouch」をタップします。
AssistiveTouchはシングルタップ、ダブルタップ、長押し3つのカスタムアクションを設定できます。
- シングルタップ
- ダブルタップ
- 長押し
例えばシングルタップに再起動を設定しておけば、iPhoneの動作がおかしい時、片手ですることができるのでとても便利です。
AssistiveTouchをどんどん活用したいユーザーにとってはカスタムアクションはとても便利な機能です。ぜひ設定をして活用してください。
AssistiveTouchのアイコンの透明度を変える
AssistiveTouchのボタンアイコンを表示しているとAssistiveTouchのボタンアイコンが薄すぎて見えにくい、または逆に濃すぎて画面が見えにくいというケースがあります。そんな時はアイコンの透明度を変更してください。
iPhoneの「設定」を開き「アクセシビリティ」をタップします。「アクセシビリティ」が開いたら「タッチ」をタップし、「AssistiveTouch」をタップします。
透明度は15%〜100%の間で設定できますので、自分が見やすい透明度に設定してください。
AssistiveTouchをショートカットに登録する
AssistiveTouchは便利だけどいつも画面にボタンが表示されてるのは邪魔・・・というユーザーの方にはショートカットキーにAssistiveTouchを登録しておく方法がおすすめです。
ショートカットキーに登録しておけば普段は消すことができ、使いたい時にすぐに表示できます。
ショートカットを使う方法は、ホームボタンがあるiPhoneの場合は3回連続でホームボタンをタップしてください。
ホームボタンがないiPhoneは本体の右側にあるサイドボタンを3回連続でタップしてください。これでショートカットキーに登録されているAssistiveTouchが起動されます。
ただしこの方法は物理的にボタンを押すことになるのであまり頻度に使用しているとボタンの故障の原因に繋がる可能性があります。注意してください。
AssistiveTouchアイコンの位置を変える
アプリのアイコンとAssistiveTouchのアイコンのアイコンがかぶって邪魔・・・というケースがあります。そんな時はAssistiveTouchのアイコンの位置を変えてください。
AssistiveTouchのアイコンの位置の変え方は簡単です。AssistiveTouchのアイコンに軽く触れてスライドさせるだけです。ただし画面の周囲にしか配置できないので注意してください。