Windows10のタスクスケジューラの履歴を有効にする方法!

Windows10のタスクスケジューラの履歴を有効にする方法!

Windows10にはタスクスケジューラーがありますが、何らかの要因でタスクの実行が失敗してしまうことがあります。そういうときに役立つのがWindows10のタスクスケジューラーで使える履歴機能。今回は履歴機能の有効化方法やり方を紹介していきます。


目次[非表示]

  1. タスクスケジューラの履歴は無効になっている?
  2. タスクスケジューラの履歴を有効にする方法
  3. タスクスケジューラの履歴の見方

タスクスケジューラの履歴は無効になっている?

特定の作業を繰り返す際にタスクスケジューラはとても便利です。

使いこなしている方はたくさんのタスクを登録しているかと思います。

ですが、ふと確認するとタスクが実行されていないことがあり、異変を感じることもあるでしょう。

そういう時に役立つのがタスクスケジューラが実行履歴の機能ですが、この履歴機能が無効になっていると確認できません。

幸い、Windows10などの最新Windows OSなら初めから履歴機能が有効化されていますが、Windows8.1以前から続けている場合など何らかの要因で勝手に無効になっていることがあります。

タスクスケジューラの履歴を有効にする方法

タスクスケジューラの履歴機能を有効化するには、イベントビューアを使用します。

タスクバーの検索ボックスに「eventvwr.msc」と入力しイベントビューアを開く
イベントビューアはタスクバーの検索ボックスに「eventvwr.msc」と入力したら表示される項目をクリックしたら開けます。

アプリケーションアイコンがとても不安にさせられると思いますが、心配ありません。

フォルダツリー[アプリケーションとサービスログ]->[Microsoft]->[Windows]->[TaskScheduler]をクリック
イベントビューアを起動したら、左側のフォルダツリー[アプリケーションとサービスログ]->[Microsoft]->[Windows]->[TaskScheduler]へと展開していきます。
TaskSchedulerを展開し[Operational]を右クリック→[ログの有効化]を選択する
TaskSchedulerを展開したら表示される[Operational]を右クリックし、[ログの有効化]を選択します。

これでタスクスケジューラのログを有効化することができます。

[プロパティ]を選択
ログの設定を細く変更したい場合は、[ログの有効化]ではなく[プロパティ]を選択してください。
最大ログサイズの設定画面
デフォルトでは、10MB分のログが記録されるようになっています。

もっとログを保存したい場合や、古いログを上書きせず全ての動作を記録したい・保存場所を確認したい場合などは設定を変更するようにしましょう。

イベントビューアはほかの項目のログの無効化・有効化の切り替えも行えるので、必要に応じて個別に設定を変更しておきましょう。

タスクスケジューラの履歴の見方

タスクスケジューラの履歴
タスクスケジューラの履歴は、フォルダツリーの[TaskScheduler]->[Operational]を選択した状態で、画面中央に表示されます。
タスクをクリックして実行したタスクの詳細を表示
ここに表示されたタスクをクリックすると、実行したタスクの詳細が画面下に表示されます。

秒単位で日付けも表示されるので、設定した時間にタスクが実行されていないかどうかはここでチェックすることができます。

タスクスケジューラに設定したタスクの動作に異常を感じている場合は履歴のチェック。履歴機能が有効化されていなかった場合は有効化した後にタスクを実行して様子を見てみると良いでしょう。


関連記事