Skypeで着信できない問題
Skypeを使っていると、自分から相手に発信することはできるのに相手から自分への発信を着信できない問題が発生することがあります。
この状態になってもチャットは使えるほか、自分から発信した場合は通話できるので、マイクやWebカメラなどのSkypeで使用する周辺機器にも問題はないはずです。
それなのになぜ、着信できない・グループ通話に参加できないという問題でが起きるのでしょうか。
Skypeで着信できない場合の対処法
Skypeで着信できない問題が発生してしまう原因はいくつかあります。
ここからはSkypeで着信できない原因や対処法を解説していきます。
連絡先未登録アカウントからの通話設定をオフにしている
知らない人から急に通話がかかってくることがないように、連絡先未登録アカウントからの着信をオフにしており、その事を忘れている可能性があります。
少し日本語が怪しい表記ですが、この設定をオンにしていると連絡先に登録していないアカウントからの着信を受け取れません。
連絡先未登録ユーザーとの通話で着信できない場合は、この設定を見直すようにしてください。
Skypeで何らかの障害が起きている
Skypeの着信に関する機能に障害が起きていて通話に失敗することがあります。
- 発信はできるけど着信ができない
- 発信と着信どちらも繋がらない
サインインし直すだけで問題が解決することがありますので、チャットはできるけど通話失敗するという場合は試してみてください。
電話番号への通話転送機能を使っている
Skypeには携帯電話番号に転送できる機能があり、Skypeを使わず着信を受けることができます。ただしこの機能は有料機能であり、Skypeクレジットをチャージしていないと着信を受け取れません。Skypeクレジットは下記Skypeクレジットページから購入できるので、携帯電話への転送機能を使っている場合はクレジット残高不足にならないようにしてください。
サインインしていないことを忘れていた
スマホでアプリ版Skypeを使っていて機種変更をした時、新しい端末にSkypeを再インストールしてサインインする必要があります。
この作業を忘れているといつまで経っても着信が来ず、Skypeに何らかの不具合が起きたと勘違いしてしまうかもしれません。
この場合、Skypeを起動したらサインインしてないことにすぐ気づけるのでかんたんに解決できる問題です。ですがこの状態だとチャットも届かないため、サインインしていたつもりになっていた方や、これから先、機種変更を行う際は注意してください。
非通知設定にしていた場合
Windows10はメールなどが来ると画面右下に通知ボックスが現れますが、この通知はアクションセンターで無効化することができます。
アクションセンターで無効化することで不要な通知が来ないように出来るのですが、実はこの通知機能はSkypeの着信にも影響します。アクションセンターで通知を無効化するとSkypeが非通知設定になってしまい、受信できなくなります。
アクションセンターの通知を再度有効化する場合は以下の流れで行います。
オンに切り替えた後、Skypeで着信できるか試してください。非通知設定が原因ならばこれで着信できるようになるはずです。
Skype以外の通知を無効化する
Windows10の通知機能が原因でSkypeで着信できていなかった場合、通知を有効化することで解決しますが、それだと全ての通知が有効化されてしまうためかなり不便です。
そういう場合は個別に通知設定を切り替えましょう。
個別に通知設定を切り替える場合、アクションセンターの通知を有効化した時と同じようにWindows10設定の「通知とアクション」を開きます。
そして少し下にスクロールしましょう。アプリごとの通知設定が表示されるはずです。
ここで通知設定を切り替えましょう。この一覧の中にSkypeも入っているので、間違えてSkypeまで通知をオフにしないようにしましょう。
これで、今まで通り不要な通知を表示させずにSkypeの着信を受けられるはずです。
事前に「Echo / Sound Test Service」でテストしておく
自分のSkype環境に異常がないか、音量調整などがうまくできているか確認できる「Echo / Sound Test Service」があります。
実際に存在するユーザーではないため、いつかけても問題ないほか、通話を聞かれることもありません。
もし、Skypeの発信・着信で異常が起きたら「Echo / Sound Test Service」と通話をつなぐことができるかどうか確かめてみてください。